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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧

かすみ草(5月7日)

昨日夜九州から帰ってきました。
「風の大会」の様子はまた次に。

更新がたまっているので、飛ばしていきたいです。


子供の頃
大人はみんな大きくて
尊敬の対象だった
今 私の年は
その頃の大人に充分なのだけれど

 昔の人は本当に大人びていましたよね。今の若い人をみると、私達も
 大人びていたかも・・・と時代はそうしたものかもしれません。

 別に学歴とかではなく、生活をしていくのに、考えなければやっては
 いけなかった時代だったからでしょうか?ボンヤリしていてはだめ
 だったのでしょう。今は家事も移動も機械頼みでたいていできちゃい
 ます。

 尊敬される大人・・・なかなかいませんね。声高に手柄を吹聴したり
 尊敬されて当たり前という顔をしている人は多いです。
 
 作者は謙虚です。あなたを尊敬している人は多いはず。


温かいと思って咲いた花々
雪にふるえてる
この頃地球がおかしい?
太陽のシャワー
あびたかったのに

 これを書いている今日も肌寒いです。もう明日から6月だというのに。
 
 異常気象はここ数年毎年のように言われていますが、今年ほど、
 いつまでも寒さのぶり返す年も珍しいのでは。
 植物は去年から花咲く準備をしているそうですから、咲いたは
 いいけど、雪だったり霜だったりと、面食らっているでしょうね。

 もちろん人間もですが。
 前3行は作者、後2行はお花になっての書き分け。
 ただ、3行目の「?」はいらないような気がします。


「じゃあ」と
華やいだ声でVサイン
振り返ることもなく
搭乗口に消えたあなた
一グラムほどの期待も持たせずに

 変換ミスで、「登場口に消えた」となって、1人笑った私。
 あ、余談でした。

 期待を重さ「一グラム」との表現に面白さを感じる人とちょっと
 違和感を感じる人がいるかもしれません。

 Vサインの「あなた」がどういった人かも、作者は意図的に
 はっきりさせなかったのでしょうが、このお歌の場合は
 相手がある程度わかったほうがリアリティがあります。
 でないと、表現がお上手なだけに、テレビドラマのワンシーンの
 ように感じられます。

 
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by machako-hamakaze | 2010-05-31 21:46

風の大会に

明日から30日まで「風の大会」出席のため、九州に言ってまいります。
なんと103名の方がご参加です。
第3回でこの人数です。
すごいことです。

再来年はまた「ハマ風」の当番になりますが、また人数が増えるかも
しれないので、会場探しは早めが良いですね。

前泊で明日の晩はおいしいお店を「南の風」の方に紹介して
いただき、みんなで行きます。
あのおいしいぱりぱりのイカもあるそうで、楽しみ楽しみ・・・
(第1回の大会の時にいただいて、夢にまでみています)

ではあるのですが、一昨日から歯ぐきが晴れ上がり、右頬はおたふく
状態です。なんとかかめるのですが、お酒はダメ!
ちょっと悲しいです。

作品プリントは前にいただいています。
素敵な作品がいっぱいです。
また帰ってきたら、ご報告します。

そういえば、朗読歌会のことを書いた記事が消えていました(涙)
それも帰ってきてからです。

では行ってまいります!
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by machako-hamakaze | 2010-05-27 18:45

藤沢日曜歌会(5月2日)

夫の甥の結婚式当日で私はH野さんにお願いして欠席でした。
四国の高松での式でしたから。
おいしいおうどんの話は前にいっぱい書いたので省略・・残念!

連休中にもかかわらず18人の方がご参加してくださったそう
です。ありがとうございました。
H野さん、お世話さまでした。


あなたの家よ と
携帯の航空写真を
見せられて
顔で興じて
心は凍る日

 本当ですよね。あの、航空写真の精密度といったら、ものすごい
 ものだそうです。
 科学の発展は軍事の副産物です。
 
 この写真を見せてくれた人はそこまでは考えないで、こんなことも
 今の科学ではできるのよ、と喜んでもらおうとお見せしたので
 しょう。

 ところがどっこい、作者は物事の底まで見透かす力を持った方。
 この恐ろしさと怒りを5行目で。


道を行くには冷たい雨も
咲き始めた
藤の花房を
水あぶらのように
艶やかに包む

 藤の花は、短く垂れても、長く垂れても風情があって綺麗です。

 今年は5月の雨もまだ冷たい。
 その雨を浴びて、花房が艶やかに濡れているさまを「水あぶら」
 と表現。「水あぶら」とは作者の造語でしょうか?こういう言葉が
 あるのでしょうか?

 なんとも艶艶したさまが、ぴたりと合っている。

 1,2行目の切り方がちょっとひっかるところがありますが・・・


天気がいいから
上着を着たまま
虫干しをする
湿っぽかった気分も
五月の風が乾かしていく

 まあ、なんてお手軽虫干しだこと。
 とっても気に入りました。

 でも、これをやると私の場合は日に焼けて真っ黒になったあげく
 染みだらけの顔になってしまいそう。

 上着も心もお天道さまにしっかり乾かしていただきたいもの。


私の欠席歌

大海を
前にして
岩のくぼみにも
小さな


 岩場で見た風景。そのまま。
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by machako-hamakaze | 2010-05-24 21:22

さくら会(4月28日)

更新続けます。


春爛漫 今年は四月初めにして
庭の八重桜がほぼ満開
桜のエキスが庭いっぱい抽出され
美肌が若返ってくるような、ひらひら
一段と若さが増し八十路も忘れる程

 3行目の表現がとても面白いのですが、ちょっと長かったかな。
 この素敵な表現を軸に整理されると、もっともっと素敵な
 お歌になったのでは。

 ご自分のお肌が若々しくなると自画自賛のお歌?
 でも、八十路を忘れる程なのですから、本当に「桜のエキス」
 が良かったのですね。


ほんの少し目を離した隙に
季節が通り過ぎて往ったような
大事なことを
後回しにしてしまったという
取り戻せない思い

 こういうことは良くあります。でもそれを歌にするのはなかなか
 難しいのです。このお歌にはそういう焦燥感がちゃんと書かれて
 います。

 季節や出来事と自分との時間差のようなもの。置いていかれた
 というじりじりとした思い。
 共感できます。


おもいに駆られて
ははが暮らした建物を訪ねた
足元の雑草が可憐な花をつけ
ベランダの洗濯物が
花冷えの風にゆれていた

 このお歌を読んで、すぐに感じたことは、1行目の「おもい」と
 「はは」を何故平仮名にされたかということです。

 「おもい」は、一般的なところでも、思う、想う、念う、憶う、顧う
 などがあります。
 また「はは」も、母、亡母、義母、姑などが考えられます。

 作者は単に一つの「おもう」では書き表せなかったのでしょう。
 また、「はは」も実際には「姑か義母」であったかもしれないが、
 その言葉は使いたくないくらい、真の「はは」であったという
 強い気持ちがあったからではないだろうか。
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by machako-hamakaze | 2010-05-24 17:36

23日は朗読歌会でした。

昨日23日、雨のなか鎌倉芸術館で第7回朗読歌会が開催
されました。

急遽ご欠席の方もありましたが、43名のご参加で楽しく
賑やかに行われました。

雨でしたが、新聞に掲載された記事をご覧になって、数名の
方がご見学でいらしてくださいました。
皆様、お帰りにはとても楽しかったと喜んでいただいたそうで
開催側としては、本当にうれしいお言葉でした。

まだまだ五行歌は知名度が低いのですが、こんな楽しい
文芸があるのですよ、と知っていただくことも私たちの
希望です。

自作のお歌3首朗読、そのあとの休憩タイムに7回全部ご参加で
演奏してくださっているOさんのハーモニカ演奏から始まりました。

そしてこのブログでもおなじみのツネちゃんの篠笛演奏です。
雨の日の篠笛演奏はとてもしっとりと響きました。

ご苦労を笑と涙のお話にしてくださり、みな篠笛の音と
同じくらいに感動していました。

是非来年も再来年もずっとお願いしますね。

そして、皆の合唱タイムです。
今年ピアノ演奏してくださるのは、横浜木曜歌会のY.Mさん
です。いつも柔らかな笑顔を讃えたとっても素敵なMさんは
ピアノの先生です。だから日曜はレッスン日だと想うのですが
ご都合をつけてくださっての、素晴らしい演奏でした。
木曜の代表さんのⅠ田さんがアシスタントをしてくださいました。

後半は楽しい方言五行歌、リレー五行歌、5人五行歌と
めじろ押しです。
今年は会場を午前午後と借りたので、5人五行歌は全員の
方の行を使った、いきなり五行歌すべて楽しむことが
できました。

みなさん、頭が柔かいので、3点いれた人、作者になりきりで
抱腹絶倒の時間でした。

ご参加の皆様、お手伝いの皆様、ご見学の皆様ありがとう
ございました。

方言五行歌などはだんだんにご紹介していきますね。
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by machako-hamakaze | 2010-05-24 17:22

新老人の会「戸塚歌会」(4月23日)

いつも参加していた戸塚歌会ですが、今回は用事でお休みしました。
残念!


近頃の若者言葉は
大人には 超 難しい
NHKとハムト が
「何だか変な感じ」と
「公衆トイレ」の略語だって

 いやはや、略語の意味もかなり違ってきましたね。
 NHKが、そんな意味とは。「公」を「ハム」と言ったり、「只」を「ロハ」
 というまではなのとか解かりますがね。

 この作者、しかし「超」なんて使われて、若いではないですか?


吹きっさらしの
北側のベランダに
芽吹きはじめた
さみどりみどり愛でながら
わが身も愛でて今日の肴は初鰹

 このお歌、7・5・5・7・7・5・7・7・5の非常に調子の良いお歌です。
 2行目の5の重なりがちょっと邪魔していますが、「北側の」が
 なければ、その調子が先に出すぎてかえって五行歌としては 
 どうかなと思います。この破調の5があってよかったと思います。

 5行目が特にすきですね。


一片の桜
弁当にヒラリ
一品一色が増え
胃袋に
春送る

 こちらも、リズムのあるお歌です。
 1~3行目はわりとあることですが、4・5行目がとても良いと思います。
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by machako-hamakaze | 2010-05-20 10:56

はなみずき(4月22日)

このところ、朗読会準備と歌集発送準備など、手間取ることが
多くて、旅行のときよりも更新ができません。

今日は横浜水曜歌会で夜なので、朗読会プリントなどを印刷
しながら、ちょっと更新を。


終の棲家だった
ホームを出て立ち止まり
も一度振り返る
春霞に見えぬ
富士の山と亡母の姿

 なんとも切ないお歌です。
 
 春愁ということばがぴたりとあたるような・・・
 親をなくしている私にはとても共感できます。

 歌を読むときはやはり順番に1行目から読んでいきます。
 そうするとこのお歌は4行目までは、作者が「終の棲家」の
 ホームから出て~というふうに思えます。

 5行目まで来て、お亡母さまの「終の棲家」だったとわかる
 のですが、そこまでいかないでわかるようにされると、
 読み手はもっとわかりやすいかもしれません。

 でも、4・5行目を言いたいがために、作者はこの形をとられた
 のでしょう。


友人の問いに
「母ちゃんに悪いじゃん」
と 拡げたお弁当
見えパンにかかとを踏みつけた靴
15時の車内 高校生たち

 電車内で4行目のような学生を見れば、つい眉をひそめたくなる
 のですが、そんな気持ちを良いほうに裏切る言動です。

 きっと、残してしまったお弁当なのでしょう。でも、母親というものは
 作ったお弁当箱が空になって返ってきたときの、胸にわきあがる
 うれしさは譬えようもないもの。そんな母の気持ちを、この子は
 わかっているのでしょう。

 みんなと同じにしなくちゃ、という「見えパンにかかとを踏みつけた
 靴」をはいてはいても、親を思う心をもつ少年。うれしいお歌。


昇降口の下駄箱に
誇らしげな傘と長靴
急な雨の日
野良仕事のない
母からのプレゼント

 こちらは親心のお歌ですね。
 いつもは野良仕事でお忙しいお母様だったのでしょう。
 
 雨の日は作業ができないけれど、母親としての役目を果たせた、
 おかれた「傘と長靴」には、お母様のうれしい気持ちが表れて
 いた。作者が一番誇らしく思ったのでしょうね。

 そういえば、中学生のころ、たいくつな補習授業を生意気な
 私はサボっていた時のこと。
 同じく大雨が降ってきたのですが、父が私に傘をとどけに
 教室までやってきたのでした・・・余計なことをして!と父に腹を
 たてつつも内心はとってもうれしかった・・

 しかし!先生には叱られたのは言うまでもありません。
 父はというと、そんな私を面白がってくれたのでした。
 天国のお父さん、うれしかったよ、そしてごめんね。
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by machako-hamakaze | 2010-05-19 10:30

横浜水曜歌会(4月21日)

このときは去年いただいた、一回無料券を使わせていただき
ました。

藤沢日曜歌会で初めてこのことをはじめたのですが、他の
歌会さんでも同様にされて、喜ばれてうれしいことです。

また皆勤、精勤の他に、「惜しい!」というのも今回から
はじめて、他の歌会にも広がっています。
だって、12回のうち10回もいらしてくださるんだから、すごい
ことだと思うのです。

今回9回でらした方は是非あともう1回!
と、ご参加意欲も高まるのでは?え?何かもらえるから出るという
不純な動機ではない?  はい。そうですよね。失礼しました。


何度も同じ街角に
迷って来てしまう
不安な異国の夕暮
尋ねる人も通らず
ふいに恐怖が襲う

 この気持ちよくわかります。
 迷宮に入ってしまったのでは・・・と思うことが、日本の中でさえあります。
 
 まして異国では・・・・
 人間の心に潜む恐怖感を、迷うということで、的確に表現されています。


ラジオ深夜便は
年寄りの子守唄
と冷やかしていたのに
岸洋子「希望」を
夢うつつに聞いている

 このお歌は実際に「希望」という歌をきかれたのでしょうが、偶然以上の
 感じがあります。あの歌の深い意味を私は最近になってようやく理解
 しました(遅すぎ!)

 若いとき、あの歌はなにかピンときませんでした。
 でもこの年になってようやく深く心に染み入ります。
 
 作者は夢うつつながら、やはり感慨をもって聴かれたのでは。
 こうした何気ないともいえる瞬間を、歌に切り取ることができる作者の
 感性が素晴らしい。


ジジ・ババ長生きしてよね
孫がアルバイトで稼いで
成人式祝いのお返し
涙で受け取った
日帰り温泉招待

 読ませていただいたこちらも、思わず涙がでるような、あたたかさが
 あります。

 このお歌の登場人物は「ジジ・ババ」さん、お孫さん、ですが、背景に
 お孫さんをそだてられた「ジジ・ババ」さんのお子さんご夫妻の
 ご両親を大切にされる姿勢が見えますし、そのようにお子様を育て
 られた、作者ご夫婦の姿がよくわかります。

 子供は親の背を見て育つといいますから。

 また、アルバイトですからそんなに高額のお給料はいただけない
 ことでしょう。だから日帰り温泉ご招待、となったわけです。
 援助を受けられないで、身の丈にあったプレゼントということろが
 お歌のテーマとしても、リアリティがありとても良いと思います。
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by machako-hamakaze | 2010-05-12 11:31

新横浜歌会(4月18日)

またちょいとうどんの・・・いや旅行のお話。

最後の日程日7日は、雨でした。
でもせっかくなので、夫の友人の案内で栗林公園を散歩すること
にしました。

素晴らしい公園でしたね。
去年兼六園に行きましたが、もしかしたら、栗林公園のほうが
好きかもしれないです。

それから、並ぶので有名なうどん屋さんへいきました。おお、もう
20人近くが並んでいるではないですか?連休も終わり平日の
しかも雨!のなかです。ここは、おうどんもさることながら、天ぷら
もおいしいそうです。中でも半熟の卵。

たしかに、しっかりと揚がっているのに、黄身はとろ~り!
うどんはぶっかけの予定が間違えておつゆかけちゃって、ちょっと
後悔。みなさんは2玉召し上がってました。私は一玉。

これが11時半。

そして3時頃にはまた別のおうどんやさんへ。
2箇所や3箇所は普通のことで、すごい方は6~7箇所だそうです。
のどまでうどん・・・でした・・はあ~

でも、美味しかったですよ。

さて、うどんは飲み込んで、歌のほうへ。


池に浮かぶ鴨
ベンチにまどろむ
ホームレス
漂っているのは私も同じ
春の途中

 一幅の絵のようなお歌。
 しかし、同じく漂っていても、鴨、ホームレス、作者の心中はみな
 別のもの。

 同じなのは春という季節だけ。


ポストのように
黙々と
投げ込まれたもの
受け入れて来て
今日の平穏 じわり沁み入る

 「投げ込まれたもの」をすべて受け入れられるのは、神か仏しかいない
 ような気がしますが。

 作者はそのような方なのでしょうか?
 いや、投げ込まれては心乱れ、苦しみ、あがき、そうしてようやく
 乗り越えてきての、今の平穏。

 人は意識せずに、色々なものを投げ込んだり、投げ込まれたりして
 いくのであろう。


たった一週間だから
その前に散るわけにはいかない
何があろうが
必死にしがみついているよ
それにしても先日の風はひどかったな

 花になりきっての、この春へのぼやき、呟き。
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by machako-hamakaze | 2010-05-11 14:19

藤沢火曜歌会(4月20日)

旅行の続きのお話をちょっと・・・

その超おいしいおうどんやさんのあと、ころすけちゃんのお宅に
お邪魔。旅の間篠笛練習しようと持っていったのに、全然できなかった
と言ったら、ここは大丈夫と言っていただき、ピープーとまたまた
怪音ならしていると、彼女、フルートをやったことがあるからと
笛をもつと、な・な・なんと、すらすらとドレミファ音階を吹き出し、
たちまち「たこたこ揚がれ」マスターです!

習いたい、吹きたいとのことで、帰ってからお篠さんにお願いする
ことにしました。

そこから高松へ。高松の夫の大学時代の友人ご夫婦がホテルに
迎えに来てくださり、もてなしてくれました。
奥様は陶芸家です。
お宅は建築雑誌や家庭画報などの雑誌にとりあげられたほどの
有名な大工さんが作られたという、もう、それはそれは素晴らしい
邸宅。

いろいろと書きたいことが一杯ですが、それはまたにします。


桜の花は風になり
放られた漆黒扇風機を唸らせた
隣りのカラスが三羽かたまった
今日はゴミの日
彼岸入り

 ちょっと見ないような五行歌の作りです。
 桜の咲く風景と、ゴミ置き場の無情感とカラスとの取り合わせが
 俳句のようでもあり、1行ずつばらばらな感じがあり、パズルの
 ピースのようでうまくはまると、インパクトのある絵になるような・・・


軽快な足運びは
クイックステップか
我が庭を縄張りとしたツグミ
姿勢の良さで
ひときわ目を引く

 ツグミを見ても私はツグミだとはわかりません。
 すぐ分かる鳥は数少ないのです。
 作者は鳥もすぐ見分けられ、また観察も細やかです。

 その足裁きを「クイックステップ」に譬えられたのが秀逸。
 去年見せていただいたⅠ田さんのダンスと同じですねというと
 それで「クイックステップ」って知ったんです、と。


今買わないと
絶版にならないかと
それで 積読の本と
細君の小言が
増えていく

 面白いです。
 現代に漱石さんがいらしたら、こんなこと言いそうな気がします。
 前2行は切実なのですよね。
 私も書評を読んでは本屋さんにいくのですが、ちょっと時期がすぎたり、
 古い本の評だったりすると絶版ですと言われることがよくあります。

 かつて積読は決してありえなかったのですが、最近はけっこう積読
 の本もあります。
 3から4冊を一度に読んでいることもあります。
 頭、入るかなあ・・・・


私の歌

わが家に置いておく
キミの
おもちゃが
増えていく
ひそ と 胸たかなる

 まいどおなじみ、歌の出来ない時の孫頼みの歌でございます。
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by machako-hamakaze | 2010-05-10 21:43