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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧

ヘリオス歌会(4月14日)

2日から7日まで留守してました。

ヘリオス歌会に入る前にちょっと旅行の話を・・・・

夫の甥の結婚式が四国でありました。
ニュージーランドの大学を出て、今はJ大の大学院に行きながら
奥さんになった人と会社もやっている頑張りやさんです。

私たちはその後、四国をレンタカーで回りました。
今人気の桂浜は車の規制があるくらいすごい人で行くのはやめて
足摺岬の宿へ。
生まれて初めて(笑)朝食前に弘法大師の七不思議というところを
夫婦で散歩。なかなか面白かったです。

翌日宇和島を通って道後へ。
昔松山の近くに住んでいたので、なつかしく、また道後のお湯は
体に合うので嬉しかったです。

その翌日はこのブログにもきてくれているころすけちゃんと
会いました。久しぶりの再会にがっちりハグもして(笑)彼女
お勧めの超とびきりやばい(笑)うどん屋さんに案内してもらい
ました。めちゃめちゃわかりにくいところですが、本当においしく
なかなか美味しいということを言わない夫が、あそこは「別格!」
と言ったくらい。是非また行きたい!

まだ続きがあるのですが、そろそろ歌に・・・・


暁のまどろみのなか
突如悲鳴?
とび起きる
猫君もう少し
小粋に囁いて

 作者の飼い猫ちゃんなのでしょうか?
 近所の猫ちゃんなのでしょうか?
 悲鳴のように聞こえることあります。
 
 眠りの浅くなったころに、ギャーと一声聞いて、飛び起きたあとは
 きっともう眠れなかったのでしょう。

 もう少し、にゃお~ん なんて、可愛く鳴いてくれたらね。


真っ赤が椿が咲きました
庭木には植えない と
言い張った祖母が逝っても
植えなかった母
空から見てますか

 こちらの祖母というかたは、お母様にとってはお姑さんだったの
 でしょうか。不吉だからと庭に植えなかったのでしょう。
 お母様はその言いつけをおばあさまがなくなられた後も決して
 植えなかった・・・・実の母なら素直に、姑ならちょっと意地も
 あったのか。

 お二人ともいらっしゃらなくなったが、お庭には今は椿が美しく
 咲いている。

 このお歌はとても雰囲気があるのですが、疑問が二つ。
 一つは、やはり祖母と母の関係。実か義理の関係化。
 二つ目は、椿の裂いている庭がかつての家の庭なのか。
 作者が現在住んでいるお宅の庭なのか。

 そういった、人間関係や場所の設定がわかると歌はもっと
 血が通うと思います。


いびつな形した
手びねりの茶碗の
裏側に
見慣れた亡父の
角ばったサインうっすらと

 轆轤をまわさず、手びねりで作った茶碗は、かなり個性的な
 仕上がりだったのでしょう。
 
 亡きお父様のサインを裏側に見つけた作者。
 お父様の手のぬくもりも残るような茶碗、そしてお歌。


私の歌(欠席歌)

バリウムを
飲んだあとみたいに
真っ白な
鳥の
ふん

 だから、何なの?といわれそうな歌ですね。
 でもね、道を歩いていたら、本当に真っ白なふんがペタペタ
 落ちてまして、つい、バリウムでも飲んだのかい?と私、
 呟いていましたもので・・・・
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by machako-hamakaze | 2010-05-10 21:21

鎌倉歌会(4月9日)

なんてことでしょう。
せっかく書いたのに、削除されてしまいました。
同じコメントが書けるかな?

鎌倉歌会です。


お隣の無口な少年が
自宅に向かって
しきりに手を振っている
こっそり覗き見れば
窓辺でトラ猫が日向ぼっこ

 お隣の無口が少年が、きっと気になっておられたのでしょう。
 近年少年事件があると、たいてい、取材された近所の人が「無口で
 挨拶もしない子でした」という。

 或る日ふと見れば、少年が無心に自宅方向へ手を振っている、
 手を振った相手はお隣の飼い猫。日向ぼっこしている猫に向かい
 手を振る少年を見て、作者はなんとなく安心した、その様子が
 読み取れます。

 周りにこうして気を配る大人がもっといてくれたら・・・と思います。


減るもの
バスカードに靴の踵(かかと)
増えるもの
新情報と手荷物
私の外出収支報告

 なんとなく、作者のため息も聞こえてきますね。
 バスカードは減るもの、というよりなくなるもの、だそうです。

 増えてうれしいものは財産ばかりなり・・・じゃないけど、新情報もそれを
 活用できてこそのもの。手荷物と外出支出金額は増えてもらっても、
 ねえ・・・・

 作者のN草さんもそうでしょうが、私にいたっては、そりゃあ、もう、
 あなた、はあ~、とほほ


JR沿線の
桜を愛でながら
缶ビールを空ける
三十分間ほどの
プチ旅行

 わざわざお花見にいかなくても、確かにこの季節車窓からのお花見も
 けっこうなもの。
 作者はきっとボックスシートに座り、過ぎ行く桜を愛でながら、そりゃあ
 缶ビールもいるでしょう。たった三十分でも気分はお花見旅行。

 庶民の楽しみ、いや醍醐味?
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by machako-hamakaze | 2010-05-01 16:50

横浜木曜歌会(4月8日)

これを書いているのはもう5月です。
早いものです。

荒れ模様だったお天気もゴールデンウイークに合わせたように
好天になりました。
明日から出かけるので良かったです。

きのうはハマ風の第2校正、いつも事務方をしてくださるH野さんが
ご実家の用事でいらっしゃらなかったので、議事進行を代理でやり
ましたが、大変です。いつもさらっとしてくださってるので、わいわいと
意見を言うだけでしたが・・・


花びらを
水面(みなも)に浮かべたら
さくら色のお椀舟
一寸法師が
春を漕いでいる

 水面に散った桜の花びらを一寸法師のお椀の舟に見立てた、メルヘン
 チックなお歌。
 想像が広がります。
 ただ、さくらの花びらを「お椀の舟」としたところに、違和感を感じたかたも
 いらっしゃいました。お椀とまでしなくても、「舟」で、充分すてきなのでは
 ないでしょうか、と。

 あの花びらの形を思えば、そうですね。


入学式に出席した
皆(みんな) 初々(ういうい)しい
勉強にスポーツに
一生懸命頑張れよ
あの頃が懐かしい

 入学式をみて感じた、真っ直ぐな歌。
 父兄としての参加だったのでしょうか。ご自分の入学式を省みて
 目を輝かしていたころを懐かしんでおられるのでしょう。

 2行目のルビはいらないような気がします。

 講座でも、ここまでつけるか、というようなルビがあるけれど、それでも
 良いのですか?という質問がありました。

 難しい漢字や、二通り以上に読めてしまう漢字をこう読んでもらいたい、
 といったものでない場合は、必要以上のルビは要らないと思います。


桜前線とともに
夜行バスで
北へ向かう
昭和の級友(とも)と会う
クラス会

 北国の桜は遅い。まして今年はの桜前線は牛歩の歩みだったのでは。
 この日はまだ4月8日。通常でも北の桜はまだ咲いていません。
 たぶん、作者はこれから行かれるのでしょう・・・とコメントしたら、まさしく
 この歌会が終ったあとの出発とか。

 それでもまだ咲いていないのでは・・・と心配していたら、後日、福島の
 お花見スポットで堪能されたとのこと。


私の歌

陸(おか)の人あかりより
川面にうつる
灯(ひ)が恋しいか

ぐぐっと 寄る

 戸塚歌会のF田さん宅へお招きいただいたあとに弘明寺駅まで歩いた。
 大岡川のほとりには、出店がいっぱい。
 でも、桜は川の明りに魅せられたように、花たっぷりの枝を川面に
 寄せていた風景です。
 「人あかり」は造語です。人の作った明りでもあり、人そのものが放つ
 あかり、のようなものを言いたかったのですが・・・
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by machako-hamakaze | 2010-05-01 16:25