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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 06月 ( 12 )   > この月の画像一覧

「風の大会」5月29日(土)

「ハマのうたかい」の更新をして、自分の歌を書いたら
(歌会のあとのバスツアーで行った時のことを書いたので)
あらま、大事な「風の大会」をすっかり忘れて抜かしていました。

あれだけ大きな大会、106首もありましたのにね。
これも微熱のせいです(涙)

私が3点いれたお歌で上席だったのは1席の
余目の佐藤孝二郎さんのお歌だけでした。
124点という高得点でした。

敬意を表して。

日向ぼっこに
友が来て
愚痴を言ふ
半分聞いて
半分居眠り

 見事な93歳のお歌でした。
 4,5行目のようなことを若造は言えませんし、言ったら嫌味。
 
 ここでいう若造は、孝二郎さんに対してのことで、70歳くらい
 では・・・・ということです(笑)

では3点入れたお歌と3点ではないけれど、大好きなお歌です。

正しい形ではない
すこし ずれている
かなり ゆるんでいる
寸足らずのずんどう
これが 私のかたち

 なんて素敵なんでしょう。
 このお歌はすぐ作者がわかりました。

 作者の失礼ながら体型から・・・想像がついたのです。
 でも!このお歌は体型だけではありません。
 作者の「心のありよう」だと思うのです。

 四角四面ではいかにもつまらないではありませんか。
 ゆるんで、いきましょう~


「ゆきあいの空」に似て
心の中を
雲がすれ違う
私も
次の季節が近いのだろう

 なんて、詩的なんでしょう。
 「ゆきあいの空」という味わいのある言葉をもってこられましたが
 静かなる自然の動きと、作者の静かな佇まいが浮かんできます。


南の風に フワリ乗って
ご先祖様が眠る街へ
飛んできた
「なんしに きたと~?」
空から声が聞こえてきそうで・・・

 なんて、方言が生きているんでしょう。
 このお歌も歌会前の散策中に作者がわかってしまいました。
 
 なんとなれば、ばったり出会ったH村さん!
 「お墓が近くにあるのよ~」

 5行目も「聞こえたとよ~」にされたらもっと点が入ったかな。


紙飛行機を
黒く塗って
飛ばしている
思いは
ツバメ

 なんて、すっきりして、かっこよか~
 1,2行目の発想が面白く、それが4,5行目へとつながる。

 作者は特急「つばめ」だったり、九州新幹線が「つばめ」と命名
 されたことから着想されたようです。ごほんにんはもちろん
 ツバメのように空を飛んでいらしたのです。

A4版
四つ切りメモ用紙
家のあちこちに
五行歌誕生の
産声 潜めて

 なんて、五行歌大好きな作者でしょう。
 それになんて、片付いているお家なんでしょう(私にはムリムリ)

 そうです。メモ用紙はなくすけど、私はノートと鉛筆はトイレにも
 持って入るのです。さすがにお風呂だけは駄目ですが・・・

で、私の歌です。
ようやく目標の三十点代を超えられました(笑)

清い流れの
もとだからこそ
あの香りや辛さが
生れるのだろうか
せり わさび

 5行目にクレソンも入れていたのですが、迷ったあげく意見など
 聞いたことのない、夫に見せたら、 くどい!の一言。

 「せり わさび クレソン」としていたのを、取ってしまいました。

 ソンしちゃったかな?(笑)
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by machako-hamakaze | 2010-06-30 19:09

ハマのうたかい(6月3日)

蒸し暑い日が続いてます。

そのせいか、まだすっきりしないまま、更新も大幅に遅れました。
体調がすぐれないと、気力もイマイチとなります。
体力はともかく気力が衰えたというのは、本当にないことなので
もっと、自分の体の管理を大切にしないといけないなと・・・

外にもでられないせいで、歌ができないのが悲しいですね。
重っ苦しい歌が一つ二つ・・・

6月のハマのうたかいは5周年でした。
豪華お弁当付き!ということで、私の手帳には、「お弁当」という
文字だけありました(笑)

ああ、この頃は食い意地のはった、私らしいときだったなあ・・・笑


ハートの熱い
まん丸きみちゃんのもと
伸びやかに 健やかに
歌の集いは6年目へ
会の帰りは 満足顔に若返る

 代表さんの「きみちゃん」の文字を入れた、この会の5周年を
 寿ぐ楽しいお歌。
 しかも、なんと折句。
 頭の文字をつなげていけば「ハ ま の 歌 会」

 お見事!
 H野さんの、いつものきみちゃんのお株をとった折句でした。


新緑にかこまれ
身体が爽やかに
反応する
そう 私たちは
緑児だった

 新緑で身体が爽やかに反応されるのは、お元気な証拠ですね。
 私など、いつも5月のもくもくと出てくる緑のパワーに負け気味で
 したから。

 そして、「緑児」ということば。
 普通は「嬰児」と書きますが、なにかぴったりの感じがします。
 
 そこで、ちょっと調べてみました。
 通常は生まれたての子は「赤ちゃん」ですよね。確かに体全体
 赤っぽいので、赤ちゃんだと思いますが、生命の誕生ということで
 目出度い祝いの色である赤なのだそうです。

 「みどりご」というのは日本古来の言い方で万葉集にでてくるそう
 です。3歳未満の赤ちゃんをいいます。

 若葉のようにみずみずしいことからとのことです。
 男の子は 緑兒 女の子は 緑女(みどりめ)


どうしよう
どうしようか
どうしたらいいのか
どうしhたことか と
まよっている

 これはまた、迷った様子が本当によくわかるお歌と思い、まよわず
 点を入れました(笑)


小声で話す孫
町のレストランで
すましてる
“バーバ 肘をついちゃ駄目”
“ママ 笑っちゃ駄目”

 まことに、このお歌も様子が目に浮かびます。
 普段はおばあちゃまやママに言われていることを、ちょっと気取った
 レストランに行って緊張したたぶんおじょうちゃんでしょうね、
 お孫さんが、言っている可愛らしさ。

 作者の目を細めた様子も見えますね。
 生き生きとした表現です。


私の歌

ここいらに棲む
あの子供たちの
甲羅が並んだような
丸い石
川底に並ぶ

 みなさんから解かりにくい歌だとのご意見でした。
 そうですよね。
 「ここいら」「あの」と、なんなんだ!と。

 実は、これは九州の「風の大会」のあとのバスツアーで行った秋月の
 小石原川の流れを風情のある橋の上から見ていたときの歌です。

 まるで、河童でも棲んでいそうな川の雰囲気でした。
 
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by machako-hamakaze | 2010-06-30 11:29

はなみずき(5月27日)

鬼の霍乱がちょっと長引いています。
やはり年には勝てませんね。
友人から、少しは休みなさいとメールもらってますが、なかなか
すべてから離れるわけにはいかないです。

そういえば、2年前に初の海外旅行では、その前のすべての体調
不良がうそのように、調子良かった!
そういう時間もかえって必要なのかも・・・ですね。

でもここでも、何人かの方から励ましのコメントいただき感激です。
ありがとうございました。


丸めた背中の手元から
リズミカルな音が聞こえる
草を根ごと削り取る
鎌の捌きと集中力
相棒に脱帽

 しばらくハマ風で休んでいる、リメリックを思い出しました。
 
 奥様でしょうかね。
 その素晴らしい鎌さばきはくれぐれも草だけに(笑)
 ご夫婦そろって草抜きに精をだされて、またこうした歌になるとは
 なんとも羨ましいことです。


浅瀬の川から
バレリーナの
足のように
春の山を仰ぐ
流木・・・何想う?

 昔、水中バレー(まあ今でいうシンクロですが)の映画は流行ったことが
 ありました。
 海に行くと、よく足を上げて遊んだものです。
 
 流木が浅瀬の川で、足のように枝をあげたまま。浅瀬だから流れることも
 ままならないでいたのでしょう。
 風景に詩があります。
 ただ、最後の{?}は不要のような木が・・・いや気がしますよ。


子供の心はずるい
大人の心もずるい
「ふうう」と息を吐く十六才
そのため行きが大人への一歩と
教えてやりたいけど教えない

 あら、なぜ教えてあげないの?
 それがずるさ?親が思うほど子供は大人ではありません。
 どうした?くらい言ってあげてください。
 たとえ、「別にぃ」と返ってきてもね。

 16才の子供の親だったころに返りたいなあ。
 もう少しちゃんとした親をしたかった・・・・グスン
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by machako-hamakaze | 2010-06-24 17:58

さくら会(5月26日)

このところ更新がんばっているのですが・・・・
ちょっと弱気になりつつ、まあもう少し頑張ってみましょう。
たくさんの方が見てくださると、うれしいのですが・・・


場違いの年寄りには
ウエイトレスは
水さえも持って来ない
フルーツ&レストランは
若い女性たちの花園

 そうでしょうか。
 若い女性ばかり相手にしていたのでは、ご商売の先は見えないと
 思います。

 めったに行きませんが、某有名フルーツ&レストランに行ったときの
 こと。ウエイトレスの女性が、なにかアレルギーがありますか?と
 聴いてくれました。そばアレルギーなので、そう伝えると、調理場
 へ行き、また引き返してきて、そばは使っておりませんので、ご安心
 して召し上がってください・・・と。なんと心配りのあるレストランだと
 感動しました。

 そういえば、果物アレルギーの友人がいました。桃を食べるとのど
 が狭まってくると。そばの症状と同じでした。

 こういった店員さんやウエイトレスさんがおられるお店はきっと
 長続きすると思います。
 作者もがっかりされないで、たまたまだったのだと思いますよ。


孫たちを連れて
来た娘は庭に出た
スィートピーに似た花を見て
「うわ~可愛い!花活けにしたら」
「もったいない、サヤエンドウの花よ」

 それはそうです。
 ここで、切って活けたらお豆はなりませんもの。
 それにしても、可愛いお花だったのですね。

 お嬢さんはサヤエンドウのお花を覚えらましたね。


色褪せた
ページをめくれば
フレッシュな言葉が連なって
五感をくすぐり
おどり出てくる

 この色あせたページのものは何だったのでしょう。
 昔お気に入りだった詩の本でしょうか?
 それとも、作者が綴った詩歌だったのでしょうか?

 「フレッシュな言葉が連なって」いるその正体がわかれば
 もっと読み手に具体的にうったえたかな。
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by machako-hamakaze | 2010-06-21 17:39

戸塚歌会(5月20日)

朗読歌会や「風の大会」が迫っていたこの日。
いつもならば、28日(金)の開催でしたが、もうその日は九州に
出かける日なので、変更をしていただきました。

7人の方のご出席でいつものように、こころ落ち着く皆様の
雰囲気を楽しみました。


疲れた 登れない 抱っこ
若いのに何よ 私はお年寄り
だからもうすぐ死んじゃうのよね
そうよ 幽霊になって出るわよ
キャーと登った ヤレヤレ・・・・

 なんと面白いお歌ではないですか。
 ほとんどが会話体だけれど、カッコはなし。
 でも、ぐずって抱っこをせがむお孫さんとのことだとわかる。
 
 しかも、3~4行目の内容が面白い。
 叱るのではなく、こんな会話で子供に接するのは大人の余裕。


日本の春は先ず桜
パッと咲きパッと散り
そのすぐ後に藤の花
紫や白が滝のように流れ
その美しさ日本に生れて良かった

 春の花が、桜から藤になり、その美しさを堪能できる日本人で
 良かったというお歌ですが、せっかく藤の花を「滝のように」
 という美しい表現があるのですから、焦点を藤にしぼったほうが
 よいですね。

 どうしても桜のことも詠いたいなら、1行で抑えるくらいが
 歌らしくなるのでは。


旦那の部屋は広いね
ウン 六畳だよ
俺は養子だから
狭い三畳だけ
散歩中に聞いた会話

 現代のお話かしら・・・まるで落語の大家さんと八つぁんの会話の
 よう。
 今どき、養子に来てくれたらありがたく、お殿様扱いではないかしら
 と、思うのは世間知らず?

 でも、広いねといわれる「旦那」の部屋でさえ、六畳とは・・・
 やはり狭い日本なのですね。
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by machako-hamakaze | 2010-06-19 10:03

横浜水曜歌会(5月19日)

蒸し暑いです。
この更新のしかたでは、まるで旧暦でやっているような日付けです。
ちなみに、今日は旧暦5月7日。

母の日に
贈られた品は
わが家の文化に
なかった品
嫁いだ娘より

 母の日にプレゼントをもらった人は?という問いかけにうれしそうに
 頷く人、うなだれる人・・・色々でした(涙・・・)

 それはともかく、このお歌の面白さは、4・5行目ですね。
 プレゼントに「文化」という言葉の使い方が斬新です。
 どんなプレゼントだったのでしょう、しかもお嬢様からだから、嫁ぐ前
 には考えられない品物だったわけですよね。

 作者曰く、手作りのワンピースだったそうです。
 洋服を手作りされるということは以前は無かったとか。嫁ぎ先からの
 影響なのでしょうか。でも、作者は嬉しいですよね。


自分の考えなど
たかがしれている
出逢った人達に
ものを思わされて
なんとか書いている

 とても謙虚な生き方だと思います。
 よくも悪くも、人に教えられ(その方は教えるつもりはなくても)人を見て、
 感じ、「ものを思わされて」いることを、作者は知っている。

 せっかく出会う人たちから学ばなければ、人生もったいないですよね。

 時に傷ついたりするけれども、それもまた自分の中で消化できれば
 いつかは自分のためになり、それが人への優しさともなれる・・・はず。
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by machako-hamakaze | 2010-06-18 08:19

藤沢火曜歌会(5月18日)

たった1ヶ月前のことなのに、遙か昔のことのようで、お歌への
コメントは何とか書けそうですが、いったいお天気は?
みなさんのご様子はどうだったの?
と、記憶喪失状態です。


次の2首が並んでいてしかも内容が対照的で面白かったですね。


七十代女性が新聞に投稿
人生最後の願いは
激しい恋をすること
いいねえ いいねえと六十代の私
鏡を覗いて やっぱり無理


マネキンの服脱がせ
『アラぴったりお似合いよ』
お世辞とわかっていても
緩む財布
私 まだ まだ 女

 人間、欲があるほうが長生きすると聞いたことがあります。
 食欲、金欲、性欲だそうです。
 
 ああ、好きだなあと、TVタレントに憧れるだけでも良いのだそうです。
 似合いますよといわれて、その気になれるその柔軟さが良いの
 だと思います。

 鏡に若い女性が写っていることを望むのではなく、経験を経た
 大人の女性の顔がそこにあれば、良いのです。特に日本の男性は
 若さが一番と思う方が多いようですが、内面の深さ面白さを良しと
 する方も中にはいらっしゃるでしょう・・・・かな?

 年だから体に無理は利かなくなっても、心は自由でいたいものです。


五行歌(うた)は
歌会で楽しみ
二次会で話題に
家庭へも持ち帰り広がる
〝ここに幸あれ(黒点ルビ)〟大流行(はやり)

 このお歌は前回のお歌で、3・4行目がとくに大受けしたお歌があり
 そのお歌から出来たお歌だそうです。すぐにわかりましたが・・・

  齢ですね
  思い出せないことばかり
  皆「あれ」で間に合わせ
  ここに幸・・あれ
  残り少ない私の人生

 「あれ、これ」と代名詞で事足りる日常生活を、面白く、そして、そこはか
 となく漂うもののあわれ・・・が素敵なお歌でした。

 「ここに幸あれ」のフレーズを2次会でも、繰返し使わせていただき
 (みんなで)、さらにご自宅でも流行らせ、しかもお歌にまでされた
 H野さん、素晴らしい!
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by machako-hamakaze | 2010-06-17 12:03

鎌倉歌会(5月14日)

新緑の鎌倉。
紫陽花にはまだ早いですね。

もう少ししたら、紫陽花見物の人で電車も込み合うことでしょう。


れんぎょう きずいせん
たんぽぽ と
信州路の
春の気配をととのえる
足元の暖色(あたたかいろ)

 春の信州路をあるけば、上はまだ雪をいただいた山々だけれど
 足元には色々な花がさいている。
 
 寒さも足元が暖かければ、凌ぎやすい。
 心にも暖かいものがやってくる。


真っすぐ伸びる
一本の道の先に海
そして
真っ赤な夕陽
見たい心の風景

 案外真っすぐに伸びている道は少ない。
 狭い日本だからだろうか。
 真っすぐ伸びていても、小高くなっていて、その先の海が見えない。
 
 作者は海までつづく真っすぐな道で、真っ赤な夕陽がじんわりと
 海に沈んでゆく風景を見たいと願っているのだろう。
 
 私も見たいです。


あなたと並んで歩く
雨降りのお見送り
私の知らない顔のまま
「行ってらっしゃい」を
背中で聞いて改札口に消えた

 「あなた」と並んで歩いて、そのままに顔をあわせることなく、改札口に
 消えた・・・・のは、だれか。「あなた」か「作者」か。
 ちょっとわかりにくいところがあります。

 たぶん「あなた」が振り向くことなく(私の知らない顔のまま)作者が
 発した「行ってらっしゃい」を背中で聞いて改札に消えたのでしょう。

 ドラマのワンシーンのような素敵な雰囲気だから、その辺がもう少し
 わかると、もっと良かったと思います。


私の歌

五月の山には
もぐらが潜んでいる
もこもこもこっと
新緑が
盛り上がってくるんだから

 本当にもぐらがいたと思われた方、ごめんなさい。
 「でっかいもぐら」としたら、想像ってわかっていただいたかな。
 
 昔、畑にさつまいもを植えたら、もぐらにみんな食べられてしまった。
 その時の土の盛り上がり方のように、新緑がもこもこと膨らんで
 いたので・・・・
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by machako-hamakaze | 2010-06-14 16:09

横浜木曜歌会(5月13日)

歌というものは、そのとき読ませていただいたとき、感動を
覚えなかったのに、あとからじわじわしみてくる場合があり
ます。


永遠に
片思いのままでいい
子を思う
わが思い
深く 熱く

 最初はこんなことはないわ、と思っていたのに、あとから教えられた
 お歌でした。

 自分に狭さ、浅さに気がつかされたお歌です。
 子に腹をたてていたことがあったので、点を入れられなかった
 のですが、それは相手からの愛を期待しすぎるからだと。
 「永遠の片思い」と思い、無償の愛と思わないくては・・・
 それが子への愛なのですよね。反省。


世に、哲学なる代物(もの)の
存在(ある)と聞き及び
せめて、一断片(いとかけら)の希いも
ああ、珍粉漢粉の粉(こな)
一つまみにて終焉(おしまい)なり

 そうです、そうです、哲学なんて代物はわからないのがあたり前。
 西洋から来た哲学の翻訳のせいかもしれないけれど、腑に落ちる
 ものは少なく、若き日は「東洋の思想」や「禅の研究」などに
 哲学を見い出していたものです。

 それも、頭だけのわかった振りの哲学だったと思います。
 還暦すぎて、ようやく机上だけでない、哲学がわかり・・・
 はしませんが(笑)なんとなく・・・ね。


「つつじが丘」
というバス停は
一年に一度
開花時だけ華を持たされ
またありふれた名前に戻る

 この何気ないお歌がとても気に入りました。
 
 ○○が丘、○○台などと、一見高級住宅街と思わせたい勝手な地名
 変更に怒りさえ覚えていましたから。

 つつじがたくさん植えられているから・・・なんですかね。
 でも、旧地名には歴史があり、由来があるはずです。
 歴女とか流行っていますが、人物もさることながら地名にももっと
 心くだいてほしいですね。

 と、歌から離れましたが、そのどこにでもある名前の「つつじが丘」は
 ツツジの季節が終れば、平板なただの「名前」にもどってしまう。
 
 「名」という漢字はよく、夕方に呼ぶから・・・などと言われていますが
 語源は違います(白川静氏の字解より)
 神に捧げる祝詞を入れる「さい」というものを表わす「口」に「夕」は
 肉、つまり神にささげる供物だったそうです。
 それほど、大事な「名」。本来この「名」は親と結婚する相手しか
 知らないものだそうです。

この日、木曜歌会始まって以来の1席いただきました。
横浜で1席自体ものすごく久しぶりだったので、単純に喜びました。
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by machako-hamakaze | 2010-06-14 10:48

ヘリオス歌会(5月12日)

久々の更新です。
もう一ヶ月前のこととなってしまいました。
ようやく一段落したので、続けて更新したいのですが、ちょっと心身とも
グロッキー気味。
なんとか頑張らないとね。


いまにもさやが弾(はじ)け
グリンピースが飛び出しそう
懇(ねんご)ろに豆を取り出す
コロコロと床にも飛ぶ
さやの中の豆行儀よく並んでいる

 旬のグリーンピース、おいしそうですね。
 丁寧に豆を取り出そうとするけれど、やっぱり元気がよいのか
 飛び出してしまいます。
 でもまあ、さやの中をみれば、お行儀よく並んでる豆たち。
 うれしくて飛び出ちゃうのでしょうか。
 
 豆をむきながら、ひとりごちてる作者が微笑ましい。


みどり葉の中で
かくれんぼ
あなたは誰?
つるつる肌の
スナップエンドウよ!

 野菜を詠わせたら右に出る人がいない、あの方のお歌かと
 思いきや、作者は別でした。
 でも、豆科の特性をよく観察しています。

 葉っぱをよけて、つるつると緑鮮やかなスナップエンドウを
 見つけたときの作者の喜びがみえます。


孫からの録画依頼の
再放送番組は
イケメン揃いの恋物語
ドキドキハラハラ
観ながら録画にどっぷjり漬かる

 お孫さんから依頼されて、録画・・・ここでさすがと思います。
 機械に弱い私は、買ったとき覚えてもしばらく使わないとすぐ
 忘れてしまいます。

 イケメン揃いの恋物語に、依頼されたことを忘れてときめく
 作者がまた可愛らしいですね。
 どんな人が出ていたのでしょう。
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by machako-hamakaze | 2010-06-13 17:27