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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

ただいま!

と、言っても昨日の夜帰宅したのですが。

山形も猛暑で、夜も暑くて暑くて、この旅行はどっと疲れました。

今日は9月25日の第3回目のシャンソンと五行歌のコラボライブの
練習日でした。
立川まで行ってきたので、更新もできませんでした。

明日はまたハマ風の校正なので、午前中にちょっと更新したいと
思っています。

ではおやすみなさい。
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by machako-hamakaze | 2010-08-31 22:59

歌会「SUN-SUN」(8月3日)

代表さんの明るさでいつも大笑いの楽しい歌会です。
2周年を迎えました。


「あなたは結構です
若い方に譲って貰います」
杖をついた老婦人の一声に
隣の中年男性が
慌てて席を立ち上がる

 このお歌にでてくる、三人の方々の立派なこと。
 
 作者は中年以上の方と思えますが、ご自分より年配の婦人に気づき
 席を立とうとされた、それに、凛々しい老婦人の言葉があり、きっと
 もっと若い人も大勢いただろうに、慌てて立ったのは中年の男性。

 作者は譲ろうとした気持ちと、あなたは結構と言われた、ちょっとした
 悔しさ、老婦人への尊敬、中年男性への共感と、非常に内容の
 濃いお歌にされた。


古布裂いて
草履作って
エコ気分
エアコン占有の
エゴには知らんプリ

 エコエコと大げさに言いまわるが、その実態はエコとは程遠い
 という人がけっこういます。

 この方も古布での裂き織は、もちろんリサイクルで良いことでは
 あるのですが、エアコン全開、しかもご自分だけで電力を使うその
 エゴには気づかない。気づこうとされない。

 本人にはいえないけれど、作者は心のうちの皮肉を歌にされた。


母に似た嫁
選んだつもりは無かったが
「禁煙」迫る顔は
瓜ふたつ、と
くさる息子

 息子さんの体を心配されるときは、きっと二人の女性の気持ちは
 一致。形相すさまじくせまったのでしょうか?

 くさる息子さんも内心まんざらでもないのかも。

 会話体をリズムにして、五行目が決め言葉になった。
 お見事。


では、明日から4日間、山形へ行ってきます。

母のことをしきりに思い出します。
生きていたら100歳を越えています。そこまで生きていられたとは
流石に思いませんが、もう少しだけ・・・と思ってしまいます。
せんないことですが・・・

姉もしきりと、法事はしても母の祥月命日にお参りできてないことを
気にして今度の旅行となりました。
年が離れているので、姉は私にとって母のように大切な人です。

去年無くなった幼友達で高校の同級生のお参りもしてこようと思って
います。
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by machako-hamakaze | 2010-08-25 08:52

さくら会(7月28日)

続けての更新です。
7月のこのころも猛暑が続いていましたね。
8月も終わりに近いのにこの暑さ。
故郷の山形も毎日30度を越えているとか。
さすがに朝夕はいくらか涼しいようですが。


電柱の蔭に入ろうが
信号待ちが
より長く感じられる
この炎天下
五感も削がれよう

 まったく同感です。
 歌ができません!
 
 涼感は木陰が一番ですよね。


確かに
悩んだり工夫をする「料理」は
脳の働きを活発にする と言うが
出来がウーン というときは
まさか

 でも、色々と考えて工夫することが良いのでは?
 こう暑いと、さすがに料理好きの私も、脳みそのほうが煮えたようで
 働かないけど。

 普段は、料理やお菓子作りはストレス解消にもなります。

 早く、手の込んだ料理を作りたいよ。


モスグリーンのTシャツは
息子の忘れ物
洗い 太陽(ひ)にかざせば
まさしく母業 の日々が
キュンと胸に戻って

 息子が小学校5,6年の頃着ていた服で、いたみの少ないものは
 お下がり(おあがり?)で、けっこう着ていました。

 古いものでも、なかなか捨てられず、まして忘れ物とわかって
 まだ着そうな服、大切に洗濯して、渡すのでしょう。

 しっかり母業、現役ですよ。

 文字空けがちょっと気になりました。
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by machako-hamakaze | 2010-08-23 17:23

新老人の会「戸塚歌会」(7月23日)

平成元年に亡くなった母の祥月命日にお参りするために、今週は
後半から留守になりますので、続けての更新です。


真っ白で
清楚な花を咲かせてね
初孫に
記念樹の
山ぼうしを植える老ふたり

 ご家庭で記念樹を植えられるなんて、素敵ですね。
 「山ぼうし」は私は「山帽子」と思っていました。「山法師」なのですね。
 
 調べたら、秋につける赤い実は(面白い形)甘くて食べられるそうです。
 実が食べられると聞いたたけで、とてもうれしくなる私です。

 お歌からいつも食い意地で離れてしまいます。すみません。

 清楚な花を咲かせてね、というからには、初孫さんはお嬢ちゃんだった
 のでしょうね。「老ふたり」はご夫婦のことでしょうか。
 すくすくとご成長されることを!


「ほら 昔よく行った
カフェレストランの名前」
「確か横棒が入っていたよ」
あせるまだら惚け同士・・・
わかった「ルノアール」だ!

 はあ、横棒ですか。
 縦書きの看板なら、縦棒ですが・・・・などと、理屈は言うまい。
 名前を思い出せないときの、あせりと苛立ち、思いだせるまで、そのもの
 の廻りの事柄などをあげて、必死に思い出そうとする、その努力。
 
 それこそが惚け防止だと思います。


日光の宿は「猿が入って来ますので
窓を開けないで下さい」
箱根では「猪に御注意ください」
しめしめ今夜は「しし鍋」かなぁ
と思いきゃ夏は鍋物無し、恐怖のみ

 長いお歌ですが、生き生きと旅の移動やそこでの特徴を詠って
 おられます。

 鍋物から恐怖までの省略がちょっと気になりますが、楽しいお歌でした。


私の歌

火星にも
風が吹いたのだそうな
その証(あかし)は渦巻き模様
人の心に吹いた風は
何を残すのだろう

 新聞で、かつて火星に風が吹いた、その証拠はおおきな渦巻き模様が
 地形にあったこと、と読みました。

 人の心にもかつて吹き荒れたものがあるとしたら、やはり渦巻き模様が
 残るのだろうか、傷になってしまったのだろうか・・と。
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by machako-hamakaze | 2010-08-23 11:46

はなみずき(7月22日)

今回は実際のご出席の方がわりと少なかったようですが、お歌は
紙上参加の形を採用されていらっしゃるので16首と丁度良い数
ですね。

紙上参加の方も点数の他にしっかりとコメントも出しておられるので
お顔が見えないでも、あの人が入れてくれた、と喜べます。

皆さんがファックス、メールをお使いになると、この方式は良い
ですね。事務局さんは大変ですが。


またお会いしました
私の夏スタイル
日本手拭い
首に巻き
気合入れて掃除する

 まずは偉い!
 この暑いのに、手拭い首にまいて、気合いれてお掃除なんて!
 私はパソコン打つだけで、暑くて、タオルを子守巻きにして、ふう
 ふうです。

 日本手拭いを首に巻くというのも、何かかっこよいですね。

 1行目が、自分に会うのだから、「お会いしました」は、ユーモア
 のようで、ちょっと違和感にもなりますので推敲お勧めです。


長い眠りは
恋をするためのモノ
「ここにいるよ こっちを見て」
ジージーと誘う
ボクは蝉

 蝉の短い命を詠うお歌は多いですね。
 恋に絞られたのは良いと思います。
 
 4行目までで、もうすっかり蝉とわかっているのですから
 5行目はないほうが良いですね。
 4行目を工夫されて2行にするか、別の言葉で。


手術を待つ
不安な重い心と
うらはらに
悠然と軽やかに泳ぐ
待合室の熱帯魚

 体調が悪くて、診察を待っている、検査結果をまつ、このお歌の
 ように、手術を待つ、どの場合でも不安です。
 ご家族のことでも同じようです。

 対照的な「軽やかに泳ぐ熱帯魚」がいたのですね。
 心癒されたでしょうか?
 それとも・・・・
 
 手術のご成功とご回復を心からお祈りしておりますね。
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by machako-hamakaze | 2010-08-23 11:27

横浜水曜歌会(7月21日)

このブログを読んでくださっている方は、前の藤沢火曜歌会の日付と
横浜水曜歌会の日付が同じだということに、気がつかれたでしょうか。

いつもは同じ3週でも、火曜日と水曜日とずれるのですが、会場が
祭日のあとの火曜休館日ということで、水曜にずれこみ、同じ日に
開催となりました。

そこで、たいていは水曜歌会にでている、H野さんや私はお休み。
でも、我らがハマ風の水戸黄門さまK雲さんはちゃんとご出席
です!

本当に頭がさがります。

さて、7月の水曜歌会です。


お母さんにも
見せたかったね
今日の宴(うたげ)
君の薬指に
うれし涙がきらりと光る

 感動的なお歌です。
 作者の奥様つまり、「きみ」にとってはお母様はすでにこの世の方
 ではないのでしょう。

 その娘の晴れ姿を一目、見せたかったという作者。
 お嬢様の薬指の指輪に涙が光ったように見えたのは、作者の目に
 浮んだ涙であったのでしょう。

 長い間、男手の子育てお疲れ様でした。
 

「この売り場で
億万長者26人!」
声張り上げる赤いハッピの女性
決して
分母にはふれない

 数字をあげて、これだけすごいよ!というものに限って、ほんとうに
 分母を言いません。
 入選作品のような場合は水増しすることもありますが、宝くじでは
 水増しできないから、水減らし?(笑)

 まあ、でも庶民の夢ですよね。
 あ、でも当る人は庶民とは限らないのですよね。大量の宝くじを購入。
 そして当選、ということも多いでしょうから。

 大昔一度だけ10万円を当てました(つぎ込んでいたお金はそれ以上
 になっていたでしょうが・・・)
 これはあぶく銭だと思い、お世話になっている友人たちにケーキや
 食事、お茶をごちそうして、姉夫婦を温泉に招待・・・

 バカでしょう?
 10万円で足りるわけがないのです。

 やはり足がでちゃいました・・・・とさっ!


一瞬 奇声を発するのだろうか
帯状の蟻の列にふれたら
忽ちうしろの列乱れた
小さな生命の
神秘を思う

 人には聞えない声を発するのでしょうかね。
 ものすごい発想です。

 この歌には圧倒されました。
 生き物の不可思議。
 
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by machako-hamakaze | 2010-08-20 10:27

藤沢火曜歌会(7月21日)

昨日(8月17日)は火曜と鎌倉の合同歌会でした。
21人のご出席で、一時間の延長もあり、良いお歌がいっぱい

なにしろ、1席が2首(どちらもかなりの秀作)3席が3首。
帰り道ちょっと疲れていました。

炎天酷暑ですからね。

一ヶ月前のこの日はお天気はどうだったのかしら。暑かった
とは思うけど・・・
記憶がない!

先月の1席は日曜歌会の女性のM木さんでした。
火曜なのに、水曜の開催だったので、出席できたそうで、それで
一席をサラっていかれました。

では、歌会の歌に。

みるみる大きくなる
ゴーヤの赤ちゃんたち
兄妹も次々生まれ
毎朝
ニタニタと水遣り

 たくさん収穫したら、ちょうだいね(その後ちゃんといただきました)

 ゴーヤって、けっこう育てやすいと聞きますが、あの小さいながら
 形そのままとげとげもあって可愛らしい。それが歌になるようです。
 
 作者は一度、肥料を根の近くに遣りすぎて、枯らして2度目の
 挑戦だったようです。

 ふと思い出したのですが、以前沖縄を舞台にしたNHKの朝ドラで
 主人公のお兄ちゃんが売り出したのって、確か、ゴーヤ人形?
 なんか可愛いのか可愛くないのかよく覚えてないけど。


雨に打たれた花を
「お花さんしょんぼりしてるね」
と 子が言えば
母「あれはごめんなさいしているのよ」
雷に打たれた子

 なんとも、子供さんの純粋な感性をもぎとるような、このお歌では
 「雷に打たれた」と表現している、親の心なさですね。

 と、お歌のコメントでは人事のように言っているけど、思い当たる
 節がいっぱいあります。
 今更ながら、余裕のない子育てだったと反省しています。

 
梅雨明け間近の
あばれ雨
バサバサやってきて
土の匂いを残し
駆け抜ける

 ゲリラ雨とか言われていますが、「あばれ雨」がぴったり。
 まるで、解き放たれた馬が道を暴れ行くような、野性味と
 ちょっと昔懐かしさ。

 土の匂いがしてきます。
 バサバサに馬のたてがみやシッポが見えます。
 
 こうも風景がしっかり見えるとは!
 すばらしい!
 

私の歌

掻き立てられるのは
波打ち際だ
深い水の下では
騒がない
海に学べばよい

 新横浜歌会の題詠「騒ぐ」で、提出した歌のあとに、出来た歌
 でした。

 いろいろとあって、ばたばたと胸騒ぐのは思いが浅いから。
 深海の水のようにあれば・・・・
 
 自分の小ささから何とか脱したくて。
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by machako-hamakaze | 2010-08-18 08:34

ハマ風表紙ご担当の荒川さんから

写真家としてご活躍中の荒川さんから下記のお知らせがはいりました。

暑い中ですが、是非皆様足を運ばれてくださいませ。


   第14回まごころふれあい絵手紙展

共催:     郵ネットサービス株式会社、地球・絵手紙ネット協会

後援・協賛: 郵便事業会社、日本写手紙協会 他


      展示期間:平成22年8月17日(火)~8月22日(日)
      11時から17時(22日のみ16時まで)

   展示場所:横浜みなとみらいギャラリー(横浜市西区みなとみらい2-3-5)
   ≪クイーンズスクエア横浜クイーンモール2階 みなとみらい駅下車≫

   日本写手紙協会  http://www.shategami.jp

      の特別コーナー『光川十洋 写手紙の世界』に
     荒川豊が制作した写手紙をたくさん出品しております。

      8月17日(火)18日(水)19日(水)の
      夕方(17時まで)には会場にいるつもりです
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by machako-hamakaze | 2010-08-16 16:18

新横浜歌会(7月18日)

今日8月15日は敗戦の日です。

65年前も同じく晴れて暑い日だったとか。
あの戦争が何だったのか、歴史の時間では教えてもらえなかった
いろいろなことを今少しずつ本で読んで勉強しています。

若い頃は日本の現代史よりも、ベトナムや朝鮮半島そして南米の
ことに目が行っていました。
ここ数年は、やはりあの戦争に至るまでのことを、知っておかねば
という思いにかられています。

先日新聞で、ポツダムに被爆地広島の神社の石で作った石碑が
できたと知りました。トルーマンがポツダムで原爆投下を決意
したからだとか。小さな記事でしたが。


歌会の歌です。


種類も色も さまざまな
お花と 人の連なり
鎌倉長谷寺には
あじさいの風
そよろと吹いている

 いわゆるあじさい寺と呼ばれているお寺ではないのですが、長谷寺の 
 あじさいは見事ですよね。一度行きましたが、ちょっと早かったのと
 人の波で、へきへきしたことを覚えています。
 まだ五行歌をはじめる前でした。歌をしていたら、あの情景もなにか
 歌になったかも・・です。

 あじさいの風/そよろと吹いている が、ありそうですが、なかなか粋。


サッカーW杯(ワールドカップ)の世界王者
常勝スペインか
いやいや違うな?
ドイツ水族館のたこ
「パウル」君だ!

 そうそう、本当に私もそう思います。
 力の限り戦った選手には悪いのですが、すっかりパウル君のファンに
 なってしまいました。

 ドイツの負けまで予想したところがすごい!(笑)
 某国の選挙の時、パウル君を借りてきたら良かったのに・・・ね。


わさわさと
さわぐ気持ちに
君倒れし
遺影の笑顔
何を語りしか

 文語調のため、ちょっと歌の本意が伝わりにくかったのですが、
 作者の「君」を思う気持ちに打たれました。

 心の病で亡くなった方だそうです。前2行は「君」のことだとか。


題詠「騒ぐ」の私の歌

送別会欠席の
先輩からの
大きな花束プレゼントは
くちなしの花
騒がしかったから?

 昔、昔、あるテレビ会社での期限付きアルバイトをやめるときに
 同じ部署の送別会(なぜか、あのときは五回くらい色々なグループで
 送別会をしていただいた)に、一番近い席だった少しだけ先輩の
 彼女が欠席。

 それなのに、立派な花束をいただき、不思議に思いながら、ちょっと
 感動しました。で、香りの良いその花をばよく見れば・・・・
 くちなし!
 はい、そうですか、よほど私ってうるさく騒がしかったのですね。
                             チャンチャン
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by machako-hamakaze | 2010-08-15 11:31

ヘリオス歌会(7月14日)

昨日(8月11日)に8月のヘリオス歌会でした。
そうかあ、先月も出席していました。

一ヶ月おきにと思っていましたが、食い意地のはった私は
8月は納涼会です、お弁当も出ます!というのにぐっと魅かれて
歌もできずに苦労していたのに、無理矢理ひねり出して出席
したのでした。

しかも昨日は、歌会前にお弁当と思い込んでいいたので、お昼を
抜いて勇んででかけました・・・・ところが!!
歌会のあとのお弁当というではありませんか?
開始は1時半、歌会終了後といえば、4時過ぎます。

めまいを起しそうになって(笑)ええぇ!!ええぇっ!と叫んで
いたものだから、Sちゃんがご自分で作ってこられたおかずを
まさこさんだけよ、と言ってこっそりホイルに入れて持ってきて
くれました。お蔭で飢えずにすみました

さて、7月の歌会にもどります。

旬を戴き
笑って会食
灘の酒でほろ酔い気分
月に一度の
非日常

 前2行はけっこうよくあることなので、4行目につながらないかも
 しれませんが、3行目の「灘の酒」と、わざわざあるからには、
 灘の酒の地元ではと、推測できます。

 だから「月に一度の/非日常」となるのでしょう。月に一度ご当地へ
 お母様の介護のためにいらしてるという作者でした。


気がかりな友に
採れたての
初もの届ける
廻り道
“ビタミン元気”になれば と

 やさしい作者ですね。
 
 私も体調悪い時に、おいしいもの一杯食べて早く元気になってね、と
 やさしいメールをいただいたのは嬉しかったですが、その美味しい
 ものを買ったり、作ったりする元気がなかったのです。
 近くに友がいると良いですよね。

 この作者のような方がいて欲しい!


この湯飲みは
極寒の地で
受刑者が作ったもの
深くて静かな藍色に
慰められている

 このお歌は読めば読むほど、味わいが深くなります。
 
 極寒の地とあるので、網走刑務所と思いました。重罪の受刑者が
 多いと聞きます。
 自分の罪を悔い、被害者を思い、轆轤をまわしたのか手びねりなのか
 作者はその思いのこもった湯のみを見ている。

 受刑者だけが背負わなければならない罪ではないような気がする。
 
 原罪という意識は日本人にはあまりないと思うが、このお歌を読むと
 そのようなことまでも考えさせられる。


私の歌

ぴたり
ガラス窓に張り付き
まるで
歌会に耳すましてる
小さな蝶

 藤沢日曜歌会のバーベキュー歌会をしたE藤さん宅でのこと。
 体調がまだおもわしくなかったので、ソファにもたれるように座らせて
 もらっていた時、ふと窓をみると小さな蝶が張り付いたままじっと
 動かないでいた。

 まるで、歌会に参加したいと、思って聞き耳たてているようだった。
 
 思えばこの鎌倉の地は亡くなられた向井さん、松井さんが住んで
 おられた地。もしかしたら、あの小さな蝶に姿を変えて、歌会に
 こられたのかもしれない。
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by machako-hamakaze | 2010-08-12 09:52