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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2010年 09月 ( 14 )   > この月の画像一覧

かすみ草(8月6日)

昨夜(9月5日)なぜか、かすみ草の親歌会はなみずき代表の
K音さんの夢を見ました。

K音さんのお宅に行こうとしているのですが、乗ろうとしたバス
の乗り場がわからず、あっちこっちうろうろしていて、時間に
間に合わないと焦っていたら、SUN-SUNのU野さんが
すごいスポーツカーに乗って颯爽と現れて、乗りなさいと
言ってくれました。すごい若くなってキレイなのです。

そこで乗せてもらって、あまりにスピードを出すので、怖い
怖いと言っていたら、今度は鎌倉歌会のM岡さんが、しっとり
と現れて、なんか草花の話をしています。

と、何故か建物の2階から、「まさこさ~ん!」とK音さんの
呼ぶ声がしました。ああ、良かった、ようやく着いたと思った
ところまで、夢でした。

よく乗り物を間違えるとか、時間に間に合わないで褪せる夢を
みますが、こんなに歌仲間が登場したのははじめてです。

と余談でした(笑)


口を開けば
つい出てしまう
人に逢えば
挨拶がわり
暑いを通り越した 熱いね

 昨日の藤沢日曜歌会でも、暑い、熱いお歌がいっぱいでした。
 かく言う私もそうでした。

 気候の挨拶はまあ常識ではあるのですが、今年はそういうことを
 あまり言わない人までが、言わざるを得なくなるような暑さで、しかも
 長いです。
  
 まったくこのお歌の通りですね。


ばぁちゃん家(ち)へ行ったら
あれもやりたい これもやるー
ゴム鞠になった
子等をまつ
祭り太鼓の聞える夕べ

 おばあちゃんとお孫さんたちの体温が感じられるようなお歌です。
 1、3行目の躍動感と、5行目の郷愁あふれる締め方。
 見事です。
 
 歌によっては5行目の決め方が作為的になる場合もあるのですが
 前4行の生き生きとした表現が、そうさせないでいます。


街で見かける
若い女性たちの
流行(はやり)の洋服は
着せ替え人形で遊んだ頃が
やんわりと思い出す

 視点と発想の面白さがあります。

 助詞を省かないほうが良いですよ、と言っていますが、このお歌の
 場合、3行目の助詞はないほうが解かりやすいのではと思います。

 4行目に「が」とくれば、文法的には5行目「思い出される」ですよね。
 5行目をそのままにされるなら、「遊んだ頃を」だと思います。

 あまり文法とかを気にすると歌つくりの思いが消えてしまうことも
 ありますが、助詞をもう少し考えてみると良いと思います。
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by machako-hamakaze | 2010-09-06 11:43

ライブのこと

今年で第3回目になる、五行歌の朗読とシャンソンのライブですが、
今回は9月25日に立川で開催します。

一昨年渋谷、去年は国分寺でした。
今年の会場はご自宅をライブなどに開放しておられる「陶水花」さん
です。オーナーのS本さんが、去年のライブを見てくださって、
こちらでの開催となりました。

去年、歌の間に五行歌だけでなく、セリフを入れましたら、そちらが
好評で、豚も木に登るという感じで(笑)、今年も挑戦してみます。

ただ、私の基本は「五行のかたり」なので・・・
五行歌の持つ魅力をもっとお伝えしたいのですが。

定員が30人のこじんまりした会場ですので、もしもいらしていただける
ようでしたら、ご連絡いただければと思います。

メンバーはいつもと同じです。

ボーカル       横山レナ
朗読         岡本まさ子
ピアノ        鈴木ひろみ

 よろしくお願いいたします。
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by machako-hamakaze | 2010-09-06 11:22

藤沢日曜歌会(8月1日)

たはっ!

ナント、自分の藤沢日曜歌会の8月更新を抜かしていました。
暑さボケです!

今日はその9月藤沢日曜歌会ですが、出かける前に大急ぎで。


小さな
赤い花一輪
咲かせていたい
ささやかな人生の
夕凪の時も

 とても好きなお歌でした。
 静かで、そしていて色気も感じ、いつでも希望や夢を失わないで
 人生という花を咲かせておられる作者を思います。


季節が巡るたびに
数えてみても
星になったあの子は
やっぱり
6才のまま

 せつなく辛いお歌です。
 わが子をなくすことほど、辛いものはないでしょう。
 いつまでもお辛いと思いますが、お子さんが短くとも生きられたその
 人生がなかったことにならないように、思っていて差し上げてください。

 お歌にもいっぱい書いてください。
 同じ思いの方がたくさんいらっしゃいます。


「きのうと違うね」
孫と数える
歩道橋の長い階段
プール通いの道には
夏の怪談がある

 先月の1席のお歌が同じく「階段」と「怪談」を詠ったものでしたが、
 まるで違う角度のお歌でした。
 似ているようで、中身は全然違います。

 そこを読み取っていただきたいですね。
 言葉が同じようだからと、流してしまっては歌の面白さがわかりません。
 
 言葉の不思議さです。
 同じようなテーマで同じ言葉(特に前に書かれた歌のポイントとなる
 言葉)を使うのはちょっと考え物ですが。


さあ、今日9月5日の藤沢日曜歌会は21人のご出席とご見学1名。
賑やかになりそうです。

暑いのに皆様ありがとうございます。
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by machako-hamakaze | 2010-09-05 10:46

ハマのうたかい

更新している今日(9月2日)は9月の「ハマのうたかい」です。

残念ながらお休みしました。
9月はライブのため、体調を整えたいと、歌会もかなり欠席する
つもりでした。
でも、その前に昨日は半ダウン状態になってしまい、もし出席
するつもりだったとしても結局はお休みしたと思います。

年ですね。
旅行の疲れがすぐにでないで、一日おいてでました・・・あ、でも
一日ででるくらいなら、まだ良いかな。
前は一週間か10日経ってでました(涙)


紙の上でブツブツ
昭和のツイッター
手から手で運ばれて

うた会へ到着

 ツイッターなるものが世間で流行っています。
 芸能人から政治家まで、ツイッターツイッターです。
 このお歌は自らを、アナログ人間と称されておられるのでしょう。
 
 歌会に出すお歌も、パソコンの前ではなく、紙の上にブツブツつぶやき
 書いて、郵便か、またはファックスで投稿。
 今、こうして、歌会のプリント上に。
 
 ツイッターということばを、皆さんがわかっておられたら、このお歌の
 面白さがより伝わったでしょうね。


ドオシタイノ ドオシタイノ
ドオシタイノ ドオシタイノ
そう聞えた
その答えを
探している

 前2行は誰かか言った言葉、または何かの音がしたときに、作者に
 そう聞えたのでしょう。

 それは、作者にとても強い迷いがあったから。
 
 そうして、その答えをまだ見つけかねているのだろう。
 前の2行が意表をつき、迷いを強烈にアピール。


人が憂えて
「優」になり
やさしい、すぐれている の意
人間の奥深さを
感じる漢字

 「人」という字は1人をべつの人が支えている形だ、などと良くいわれ
 ますが、本当は人を真横から見た形なのです。
 でも、人が人を支えることが本当の人だ、という日本的な考え方が
 とても美しいと思います。

 「憂」も喪に服して頭に喪章をつけた人が哀しんで佇む姿だそうです。
 「優」はその所作をまねする者のこと。
 
 二人並んで戯れ演じることを俳といい、滑稽な動作をして舞い歌う役者を
 「俳優」というのだそうです。
 「優」のうえれ、哀しむ姿、動作から「やさしい、しとやか、まさる、すぐれ
 ゆたか」の意味に用いられるようになったそうです。
                         白川静「常用字解」より

 このお歌の日本人的な思いやりで、書かれたお歌ですね。
 語源もさることながら、こういった感性は大事にしたいものです。


私の歌

ふい に
消えた人影を
怪しむ
夏の夕暮れ
逢う魔が辻

 夕方に前を歩いていた人が、曲るようなそぶりもなく、ふぃっと見えなく
 なってしまった。
 魔界の入口でもあったか、その世界に引きずり込まれたか。
 そんな、錯覚を歌にしました。 
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by machako-hamakaze | 2010-09-02 18:17