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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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<   2011年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

かすみ草(3月4日)

この日は本当は笛の練習日だったけど、体調思わしくなくお休みして
しまいました。

結局この少し前からずっとぐずぐずしていて練習不足。
体調がもどりかけたら、あの災害でした。
言いわけになるけど、本当に練習できなくて・・・
明日(4月1日)が練習日なのに、本当に困った困った、です。

さて、お歌に参りましょう。


海で採れた天草が
冬の高冷地で天日干し
幾たびも
手をかけられてこそ
寒天の、あのなめらかさ

 日本の食品は特に、手を掛けて手を掛けて、元のものと驚くべきほどの 
 食感や味になるものが多いですよね。
 
 寒天が出来たのも偶然の産物だと、聞いたことがありますが、本当に
 あの食感はたとえようもありません。

 ゼリーも独特の食感があり美味しいものですが、寒天とはかなり
 違いますね。

 母は寒天に卵で、ビー玉のような模様入りになる、とっても
 美味しくて、きれいなご馳走をお正月やお祭りの時に作ってくれました。
 お醤油味で、いくら真似しても中々あの味にならないのです。生前に分量を
 聞いても、いつも目分量でしているから分からない、ほどほど、とか、
 適当にとか・・でしたねえ。


「来月は卒壽 嬉し困ったな」
と 言う人へ
スイートピーの絵手紙を
「いっておいで」と
送り出す

 ご友人でしょうか。
 卒壽になられるのですね。
 「嬉し 困った」というお気持ちがわかるような気がします。

 絵手紙っていただくとうれしいですよね。


テレビで
80歳以上のお婆ちゃんたち
主役になりきるコスプレ
人々を楽しませる若い心に
生きる強さ輝いている

 常々、女性は80歳から、と思っている私、大いに共感しました。
 ハマ風の会でも80歳を過ぎた方々のお元気で、はつらつとしていて
 どれだけ私たちのほうが、元気をいただくことか。

 コスプレって、若い人がやると、ちょっと危ないときもあるかも(笑)
 しれませんが、お婆ちゃんたちのコスプレ・・・イカシテル!
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by machako-hamakaze | 2011-03-31 14:50

ハマのうたかい(3月3日)

あの地震以来、日にちが早く過ぎるのか、ゆっくりなのかも
分からなくなっています。

今、千葉に住む従姉から電話をもらいました。
叔母は郡山の老人ホームに入っているのですが、食料などのルート
が仙台だったとかで、しばらくは食べ物で大変だったとか、一段落
したところで、うちの兄弟のことを思い出したと電話をくれました。

私も兄たちのことがあるので、気になりながら連絡も取れず・・・
従姉は自分もそうだったから気にしないで、と言ってくれました。

まったく関係者のいないという方のほうが少ないかもしれませんね。
東北からは関東に来ている人が多いから。

歯医者さんでも、衛生士の女性が陸前高田、先日隣り合った患者
さんが、宮古でした。
それぞれ、辛い思いを抱えていました。

ハマのうたかいにもどりましょう。
この日は3月3日、おひなまつりで、お弁当付き歌会でした。
なんと、27名です。
おひな祭りなので、お内裏様(男性)も5人と、ハマうたでは
最高人数です。

しかも、今回1席2席を男性がさらっていきました。

では好きなお歌を。

実は、点を入れなかったのですが、提出したあと、しまった、入れる
んだったと思ったお歌から。


小さな白黒写真の中に
五段飾りの雛人形と
座布団に寝かされた私
父母(ちちはは)の眼差しに
護られて

 なんで最初入れなかったかというと、「五段飾りの雛人形」とあった
 のが、ちょっとうらやましかったのでしょう。ひがみですね(笑)

 3行目の良さを見逃していました。
 これが2行目あたりだと、すぐに食いついたかな・・・
 でも、あとからしみじみとした良いお歌でした。


お雛様のような
姫さまたちが
並んで
咲き誇る
祭りの今日は

 いいですねえ、そうです、私たちはお姫様よお~
 あらら、でも皆さん、謙虚で・・・・

 後から作者から教わりました。
 なんと、折句でした。作者は折り句名人のKみちゃんでした。
 「おひなさま」です。

 やられましたね。


吊るし雛の
雫の下で
幼い日を
手繰り寄せる
二つ三つ

 短い言葉で情緒たっぷり。
 助詞を省略したら、短歌になりそうなお歌でした。


ヘアブラシについた
髪の毛は 私の証
非常事態で
使うことのないよう願い
少し残して取り除く

 この発想が面白いです。

 アメリカのCSIという科学捜査のドラマのファンだから、余計に
 興味津津。 
 でも、この世の中では、いつなんどきこういう事態になるかも
 しれません。ドラマの世界とはかぎりません。
 ニュージーランドの地震を思い出された方も多かったです。


歌仲間は「ハマ風雛」
あっちでオホホ
こっちで アハハ
私達今日は無礼講
お内裏様 居心地如何ですか?

 まさしく。
 
 お内裏様も楽しそうでしたね。


92年前
待望の女児誕生
その名のために
三月を待って届けたという
母の名前は 美春

 美しいお歌です。
 
 人生の美しさとはかくあるもの、と思えるようなお歌。
 美春さんのお嬢様も良いお名前です。H野さん!
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by machako-hamakaze | 2011-03-30 20:49

さくら会(2月23日)

今日の停電がなかったので、久々に更新してみようと思います。

3月は鎌倉歌会の途中で地震があって、その後の歌会はすべて
休会となりました。

停電や電車の運行がわからないからです。

4月もこの状態が続くと思いますが、日曜歌会はお花見歌会は
中止にして、通常の歌会を開こうと思っています。

日曜で停電がない可能性が高いこと、あっても電車の運行は
休日の運転で運休にはならないことなどの理由と、、歌会を楽しみに
している方が多く、家でじっとしていて、ますます気分が落ち込むという方
から歌会をして欲しいという声があったのです。。少しでも皆様の気分が
明るくなりますように、歌会を少人数ででも、開催したいと思います。

ご無理ないように、ご参加お待ちしております。


2月のさくら会さんが抜けていました。

カサッ コソコソが
カサコソカサコソに
アッ コジュケイだ
じーっと木になる
またカサッ コソッに

 コジュケイとすぐわかる作者がすごい!
 私は見てすぐわかる鳥は、カラス、すずめ、鶴、白鳥・・・って
 幼児かい!
 この擬音が効果的です。作者はじーっと木になったのですね。
 気をなくして、木になるって、おぬし達人じゃのお、と言いたい。

 人の気配を察知して、動きをやめたコジュケイがまた動き出した
 様子が、微笑ましい。
 コジュケイって、どんな鳥でしたっけ?
 あとで調べようっと。


いつも笑顔いっぱいで穏やか
見習いたい人だと思ってた
でも知ってしまった 彼女が
ガクトの追っかけしていること
笑顔のひけつはそれ?

 何を隠そう・・・もう、ばればれ?私も以前宝塚の追っかけでした(笑)
 中年クライシスという時期に、五行歌と宝塚に出会いました。
 相乗効果で、こんな人間に・・・いや、昔からおちゃらけてはいた、
 はい。

 でも、ガクトさんであれ、嵐であれ、宝塚であれ、心に抱えていた
 ものが軽くなり、人にも優しくでき、笑顔いっぱいでいられたら
 素晴らしいのではないでしょうか?

 笑顔のひけつがひとつあればそれで、良し。
 確かに、ガクトさんはカッコ良い!


素材は石
ふあ~っとした柔らかさ
立ち昇る
置物との出会い
彫り手の声までするような

 そういう芸術品(特に芸術品と銘打ったものでなくても)に出会うと
 うれしいですよね。
 素材が金属でなく、石だったというのも、頷けます。
 石は硬いようで、軟らかく感じるというところに共感できる素敵な
 お歌です。

 2行目で切れて3行目が4行目にかかるとなると、意味が繋がり
 にくい。 2,3行目が4行目に掛るのですが、1行目と2行目が
 名詞止めなっているからでしょうか。

 「立ち昇る」だからでしょうか?
 5行目にさらに、「声までするような」とあるので、3行目を別の
 表現にされると、さらに良いお歌になるように思います。



 
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by machako-hamakaze | 2011-03-22 14:35

その後のご報告と節電

皆様

この度はご心配おかけしました。
ありがとうございました。

兄の家を全壊と書いたのでご心配いただきましたが、私の誤解で
家の中はめちゃめちゃだけれども、家はたっているとのことです。

松島の兄は自宅に帰ったそうです。水道は来ていないけれど
電気がおとといから復活したとのこと。ガスはプロパンなので
かえって大丈夫だったそうです。

避難所にいる石巻の兄の家はまわりがほとんど流されている中
残った数軒のうちの一軒だそうですが、2m以上水につかったので
住めるようになるかは不明です。

他の方々にくらべればほんとに良かったほうと思い、すべてに
感謝しています。昨日、直接声を聞くことができ、涙涙でした。

メール電話そしてブログに皆様のお優しいお心をいただき
ありがとうございました。

計画停電があり、一層の節電に努めないといけないところです。
パソコンも必要最低限の使用にしています。

更新がなかなかできないかもしれませんが、お許しくださいませ。

原発のこともあり、不安の世情ですが、皆様のご健康をお祈りして
おります。
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by machako-hamakaze | 2011-03-20 09:44

大地震

先週の金曜日に起こった未曾有の大地震で被害を受けられた方に
お見舞い申し上げます。
なくなられた方々やご家族の方のことを考えると、胸がつぶれそうです。

かく言う私も、石巻と松島に兄が住んでいて、松島の兄とは11日に
すぐに連絡とれて、避難所にいるとの情報がありました。
石巻の兄とは今のいままで、連絡とれず伝言ダイヤルや安否情報
ダイヤルなどに連絡をずっとしていました。

たった今(14日、午前10時)に無事の連絡うけました。
テレビでも石巻の情報がすごく少なく、水浸しの情景がたまに映るだけ
でしたので、不安はつのる一方でした。

避難所に家族でいる、と知らせをうけましたときは、涙がとまりません
でした。
二人の兄とも家は全壊とのことですが、とにかく無事がなによりと
思っています。

何人かの方々からのお電話やメールありがとうございました。
ご心配おかけしました。

人間の無力さを痛感しております。
何にもできない、それが一番辛かったです。
これから復興のために、できることを考えていきたいです。
兄たちへもできるだけのことをしたいと思っています。

先週の鎌倉歌会の途中で地震がありました。
その際に、帰宅が困難な状況でしたが、みなさん動転することなく
またホテルに引率してくだっさったⅠ田さんの機転のおかげで
遠く埼玉からいらしておられた方がたが無事に夜を明かすことが
できたとのことです。

ありがとうございまた。

停電などがあるようですので、更新がどこまでできるかわかりませんが
気持ちが落ち着いたら、また更新を始めようと思います。
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by machako-hamakaze | 2011-03-14 11:04

歌会「SUN-SUN」(3月1日)

ようやく3月の更新ができます。

19人と盛会。
代表のN子さんがおっしゃるには、あと一人で20人の大台に
乗るというときに限って、お一人休まれます・・・と。
でもたいてい18人とか19人でしょう。
すごいですよ。

新人の方がご参加。
関西人とのことで、面白いお歌でした。
この会、なんか関西の方が多いですねえ。
代表さんがそうだから?


レディファーストの老紳士と
ご老人優先の私とが
ほほ笑みながら
思い違いの譲り合い
異国のホテル エレベーター前で

 すてきなお歌です。
 すてきな情景です。
 こういうシーンがどこでも見られるようですと良いですね。

 女性だろうが、ご老人だろうが、われ先に押しまくる人々。
 もちろん若い人だけではなく、中年の方も、ある時はご老人でさえ。
 余裕を持ちたいけど、もてない世の中なのでしょうかね。


アカン アカン
ここは新大阪や
エスカレーターは右に立つねん
わぁ~
関西弁の洪水が来たあ

 面白いですねえ。
 関西弁の歌はちょっとずるいなあ~
 それだけで面白いんだもの。

 でも、私も大阪の姉のところへ行くと、気をつけてエスカレーターは
 右に立つのですが(昔はだめでした)、かえって、帰って(わかるかな)
 来たあとに、こちらで、あれ?あれれ?となります。

 でも、さすがに、こちらでは標準語の洪水はきません(笑)
 嫌な顔をされたり、ちょっとこずかれたり(こっちの方が怖いかな)
 です。


「寄りきりでカイコウ」
「ちゃうて、『カイオウ』やて」
・・・なあ、おじいちゃん
天国では春場所やるの?
あお、魁皇は「カイオウ」な

 こちらも関西弁のお歌。
 新人のO原さんのお歌です。

 今は亡き、おじいちゃまとのお相撲の思い出ですね。
 ずっと「カイコウ」と言ってらしたのですね。
 八百長問題で中止になった場所を、きっと天国で哀しんでらっしゃる
 でしょうね。

 私の父もお相撲好きでした。
 やはり天国で残念がっているでしょう。

 歌会でも言ったダジャレ、我慢しきれずここにも書きます・・・
 これを「懐古(かいこ)趣味」という・・・たはっ

 O原さん、とても歌会気にいってくださったとのこと。
 良かったです。笑の絶えない、そして勉強にもなる歌会ですからね。


私の歌

水の底から
ようよう
浮びあがってきたような

浅き夢みし と

 雨模様の空にぼわぼわとした、月がありました。
 その様子がまるで水から上ってきたようで、そして水底で何か夢でも
 見てきたかのようで・・・
 
 あとから想うと「水底」と「浅き」が歌の中でケンカしてるかなと。
 
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by machako-hamakaze | 2011-03-10 17:58

歌会はなみずき(2月24日)

この日の歌会の1席は藤沢日曜歌会のHやさんのお歌
でした。

衝撃的なお歌ですね。

そのとおり!といいたくなるお歌でした。
ハマ風6月号になりますね。
歌会たよりに載るのは。
何人もこころしてください、と。共感大です。

新しい方がご入会してくださったり、ご見学に見えたりと
はなみずきさん、これからも発展していきそうです。

さて、歌会の歌にいきます。


飛び出すのは
いつにしようか と
つぶやき始めた
木々の枝先
あと少しだよ と曇天の空が囁く

 このごろの季節の木々をとてもよく表現されましたよね。
 さすが「はなみずき」と言うのかな。
 もう一ひねりしないと、上席にならないのかなあ・・・
 
 私はとっても好きなお歌でした。
 「つぶやき」と「囁き」が別ものが言うのでも、被った感があるから
 かな。


梅の花が咲いたよ
春が近いね
ふわふわ 温かい春に包まれたら
新しい自分に
なれる気がする

 このお歌も素直で好きです。
 春って毎年めぐってくるのに、いつも新鮮でこういう思いにかられます。

 そして、こうした思いを抱かなくなったら危険信号。
 生きてるって、こういうことなんだと、しみじみ。
 (このコメントで、「こういう」を何回も使っていますね。語彙不足だわ)


「今年は雪が多くてねぇ・・」
ごめんなさいね
時にはゆっくりお話がしたいけど
仕事だから もう電話切りますね
「またのご注文お待ちしております。」

 これは、電話注文つまり通販の注文の電話を受けているときの状況
 でしょうか。
 注文終ったお客さんが、ついつい愚痴やら世間話をしてくる・・・それを
 むげに切るのは難しいから、2~4行目のやさしい言いわけをして
 そして、接客対応のことばに切り替える。

 逆のケースを歌にされたのかもしれませんが、面白いお歌です。
 5行目が粋です。
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by machako-hamakaze | 2011-03-10 12:15

「新老人の会」戸塚歌会(2月25日)

この日は出席者が少なかったので、自分の歌以外にすべて点を
つけることになりました。

そうしたら、なんと1首除いて(それも1点差でしたが)全部上席と
いう大混戦。

良いお歌ばかりですから、こういうときは辛いものです。

念の文字は
今の心とか
目を庭に移せば
黄水仙が
早春に微笑む

 念の文字を「今」と「心」に分けた詠み方をされました。
 
 今の心を問うておられると、庭には人のそんな思いと無縁に
 早春の花の黄水仙が咲いている・・・
 きれいなお歌です。

 ただ、念という文字は「今」と「心」というものではないのです。
 作者はあくまで歌のために書かれたので、文字としてはそうでは
 ないことはご存知です。

 「念」の「今」の部分は栓のついている蓋の形なのです。つぼ型の
 器や瓶の下部に栓のついている蓋。心は心臓の形ですから、蓋を
 して中のものを閉じ込めるように心中に深くかくす、深く思うことを
 「念」といい、「おもう、おみお、こころ」の意味となるのです。

 その思いを分かっていただくにはどうしたら良いかと、作者ともども
 考えました。
 
 2行目の「今の心とか」を「今の心とも」か、「今の心と読めば」とか
 にされたらどうか、などと話しがはずみました。
 勉強にもなり、皆さんには「おもう」という言葉がたくさんの漢字で
 それぞれ意味が微妙に違うこともお話しました。


生れた古里は何処に
歩いても歩いても
古里の姿は見えず
焼夷弾の雨は怖かった
戦争体験のない人も怖い

 焼夷弾を落とされ、町の全ては焼き尽くされたとき、生れそだった
 古里は消滅していた。

 その爆弾の怖さもさることながら、戦争体験なしに、安易に戦争しか
 国を守る道はないと声高に語る人たち、そのほうが怖いと、作者。

 これを書いているのは、東京大空襲の3月10日の前日の9日です。


夕闇がせまると
農夫たちが
無言で焚き火を囲む
背中の汗を
赤い炎が炙(あぶ)りだす

 欠席歌ながら、私は三重丸つけました。
 まるで、油絵のようです。青木繁画伯の絵を思い浮かべました。
 
 農作業を終えた農夫たちが焚き火で暖をとりながら、汗を炙って
 乾かしている。
 骨太で静かで、農業の辛さ楽しさすべてが伝わってきました。


 
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by machako-hamakaze | 2011-03-09 12:25

横浜水曜歌会(2月16日)

藤沢火曜歌会にご入会のY口さんをお誘いして出席しました。

歌会前に夕食にパスタを食べに行ったのですが、禁煙だと
ばかり思ったパスタ屋さんが、ランチの時だけの禁煙!
私たちが入ってすぐに、若いカップルが2組来て、すぐに
プカプカとやり始めて、私はタバコの煙にアレルギーな
もので、いっそいで、食べて退散しました。
奥が喫煙席なので、禁煙席にもろに煙がきます。

以前戸塚歌会のA利さんのお歌で、やはり禁煙者が通路の
席に出された、だれのための禁煙条例か、というお歌が
ありました。
実感です。


まるまる肥えた
下仁田葱(ねぎ)を
「シモネタ」と発音し
赤面する人あり
春はやっぱり可笑しいぞ

 楽しいお歌ですね。
 「シモニタ」と「シモネタ」・・・・確かに似ている!
 急いで話すと、そっちになりそう(笑)

 あっけらからんと「シモネタ」をテーマにされたお歌。
 明るい農村?
 春はこういうことも全然オッケー!


人だかりを見て立ち止まり
上手い口上に魅せられて
健康ネックレスを買って
妻にプレゼントしたら
怒られた

 あらあ、せっかくご主人のプレゼントなのに、奥様は怒ったのですか?
 きっと、いつも良いものをプレゼントされてらっしゃるのでしょうね。
 うらやましいです。

 でも、よほど上手い口上だったのでしょうね。だって、元○○のY澤さんが
 乗せられるくらいなんですもの。

 私は夫からいただくものは、何でも(たぶん)感謝していただくことにして
 います。だって、文句でも言おうものなら、もう買ってきてくれなくなり
 そうですから・・・笑


サヨーナラの一言に
想いを込めるようになって
全てが変わって
重くなった
別れの言葉

 そうですよね。
 若くて元気でいたころは、この「サヨーナラ」をそんなに深くは思いも
 せずに、簡単に使っていました。

 この一言で本当に永久の別れになることが、ままあるようになって
 このお歌の深さを理解できるようになりました。


ちょっと触れれば
ころんと転がる
泡洗剤のプラ容器
中身の減ったボディには
重い頭が癪の種

 台所用洗剤でしょうか。
 ボディシャンプーの容器でしょうか?
 頭に泡だしの器具がついているから、中身が空になれば当然
 不安定。

 その様子を詩的に詠われました。
 いやはや、なんでも歌になるものです。
 お見事!


私の歌

謂(い)われなく切られたから
もう芽はだすまい
だれかの思い出の中に
咲けば良い
香れば良い

 この木のことは詠っても詠っても、詠みきれません。
 本当に謂われなく切られたあの神々しいまでの桜の木。
 
 あの木の魂が私を揺らしてやみません。
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by machako-hamakaze | 2011-03-09 11:59

藤沢火曜歌会(2月15日)

忙しかったのとちょっと体調不良もあり、更新が進みません。

代表のH野さん、ご都合でお休みなので、私が代理を務め
ました。


角がとれてきた風
指先に残る
蕗の薹の香り
遠く雪どけの流れが
聴こえてくるようだ

 関東に来て、畑などに蕗の薹が出ると良く聴きます。
 田舎ではこのお歌のように、小川の淵や山の土手などに
 出てきます。雪が溶けないとお目にかかれません。

 暖かい日に、少しだけ雪の中から顔を出すこともあります。
 
 叙情たっぷりに、早春を詠います。


伝えたい事が
あったのに
帰って来てしまった
何も言えず
伝えられずに

 ちょっと切ないお歌ですね。
 
 言いたいこと、ではなく「伝えたい事」だったのです。
 でも、言い出しそびれてしまったのでしょう。

 結局は何も言えず帰ってこられた作者。
 大げさなことではなかったかもしれないけれど、人生の哀感が
 ただよいます。


二字書いて
    コクリ
一字進めて
    コクリ コクリ
愛のうた書きながら

 なんと、なんと素敵でしょう。
 居眠りをされながら、書いておられたのは、難しい文章ではないの
 です。
 「愛のうた」なのです。作者はすぐにわかりました。

 御年97歳のK子さん。
 コクリ コクリとしながらも、愛の歌、これからも書き続けてくださいね。


私の歌

胸の中の
美しい水を
たっぷり吸った
筆(ペン)
花咲かせるように歌

 自分ではとってもお気に入りの歌でした。

 多分、自分のことを詠ったと思われたのかも。

 これは、日曜の10周年記念歌会のときの皆さんの素晴らしいお歌に
 対して、感謝と賞賛と尊敬の思いを込めて書きました。

 でも、うれしかったは点数は少なかったけれど、3点の方がお二人、
 2点の方がお二人、だったことです。
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by machako-hamakaze | 2011-03-07 18:18