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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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新老人の会「戸塚歌会」(6月24日)

御年89歳、いつもお元気なK戸さんが、このところの暑さに
お疲れが出られてお休みされた。

大好きな方です。
お歌も素敵ですが、お人柄がとても可愛らしく、そしていて毅然と
されてらっしゃいます。
藤沢火曜歌会のK子さんよりすこしお若いのですが、あのご年配の
女性の素晴らしさには本当に驚きます。

そのK戸さんの欠席歌になりましたが、3点入れたいお歌でした。

シルバーの集(つど)いに
かわいい園児の慰問(いもん)
男の子 女の子 とんとわからず
名前を聞けば わかるかと
聞いてびっくりさらにわからず

 本当に楽しいお歌です。
 そして、今頃の子どもの名前が、読めない、男女がわからない
 そんな風潮を、批判めいた口調ではなく、愉快におおらかに
 謳いあげておられます。

 名前を聞いてもわからない、性別・・・確かに!
 うちの孫はさすがに、性別は解かりますが、漢字でかくと読みにくいし
 本人も学校にいくころ、漢字でかくのが大変ではないかと。

 でも、藤沢日曜歌会の会員さんで、とっても難しい漢字の方が
 いらっしゃいます。お手紙を書くとき、その文字だけ大きくなってしまい
 ます。ご本人も大変だったとおっしゃっていました。


顔見るなり逃げないで!!
その階段がお気に入りね
貴猫(あなた)を褒めて
詠んだ歌もあるのよ
ミー子さん

 そのお歌覚えていますよ。
 見返り美人を詠われましたね。
 でも、猫のさがです。
 人の顔をみると、まずは逃げますよね、。そして、見返る。

 作者猫好きなんですね。
 私もネコは好きで、見かけると、にゃんこ!と小さく声をかけます。

 そういえば、このごろ、野良猫見かけないなあ。
 

ハンターの友から
キジのお土産
3組のご近所さんと
大盛会の食す会
「あのキジは成仏してるよ」と

 なんか、うらやましいなあ。キジ・・・食べてみたい。
 ハンターに撃たれたのはかわいそうですが、昔から「キジもなかずば
 撃たれまいに」ということわざがあるくらいですから、あの「ケーン」と
 いう鳴き声あげたのでしょうか?

 でもみんなでおいしくいただけば、成仏したかと。
 
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# by machako-hamakaze | 2011-07-30 16:56

さくら会(6月22日)

一昨日の27日は久しぶりにさくら会に行ってきました。
いつもは横浜線の鴨居ですが、一昨日は十日市場の地区センター
でした。十日市場という駅に初めて降りました。
名前はなにか、泥臭い感じですが、なんとなんと都市開発で垢抜けた
駅前でした。

6月はいつもおなじみの白山地区センターだったようです。

時は
動きを止めないから
恨みたくなる
でも だから
救われもしている

 まったくそのとおりです。
 あたり前のことをさらりと、詠っておられます。
 この案外さらりと詠うのが難しいのです。


子どももころ
菓子箱にしまいこんだ
がらくたの一つ一つ
温もりのかけら ぴょんぴょんと
跳ねて飛び出す

 子どものころの箱をとっておかれたのでしょうか?
 それとも、作者の子どもさんのものでしょうか?

 他人がみたら、ただのがらくた、でも、本人や親からみれば、宝箱です。
 普通は思い出のかけら、とかしたくなるところを、ぬくもりのかけらと
 されたので、子どもさんのものかと思いました。

 さて、どちらでしょうね。


黄緑の新芽マテバシイは
クリーム色の花満開にして
ヤマモモは赤い新芽で
アクセントをつけて
常緑樹の春をアピール

 5行目が素晴らしい。
 5行目にもっていくために、前の4行があるのですね。
 でも、ちょっと1行目が説明過多になったかも。

 常緑樹が見せる緑以外の表情をいっぱい情報としてつたえたいという
 作者の意気込みは伝わります。
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# by machako-hamakaze | 2011-07-29 17:32

藤沢火曜歌会(6月21日)

このごろ、H野さんも、A野さんもお忙しくて、歌会で三人が
(あ、私入れてね)揃うのがめずらしくなってきました。

この日、3人珍しく揃って。


土の下で頑張っている根と
幾千の葉の働きを思って
やまぼうしの白い花は
一人愛でられるのを遠慮して
空を見上げてヒソと咲く

 同じ木の中で、根があり、枝もあり、葉があり、そして花があります。
 一番美しく愛でられる花が、自分は木の一部であることを、謙虚に
 自覚し、ひっそりと咲くという。

 人にも譬えられるお歌です。
 でも、たいてい人は目立ちたがりです。
 人の業績を讃えることをあまりしませんし、まるで自分のことのように
 語ることもあります。
 植物を見習いたいですね。


老人二人
冷や汗を
掻きながら
田植え機を
操作している

 牧歌的な風景ですが、いろいろと日本の農業の実態も見えます。

 でも、このお年寄りお二人がなんとなくほほえましくて、好きなお歌。


文字を起こし
声に出し
聴く人の
心に届かせる
朗読の魅力

 そうですね。
 私も朗読ライブをしていますから、人の朗読にもすごく興味があります。
 心に届かせるために、声をかえたりする必要はないのですよね。
 心へ届かせるためには、心で語れば良いのだと思います。

 そうそう、またくわしく書きますが、今年のシャンソンと朗読のライブの
 日程が決まっています。

 10月8日(土) 小田急線の鵠沼海岸駅  「レスプリ・フランセ」
                午後2時から4時
                の予定です。
                              よろしくお願いします。

 
私の歌

情感 というもの
昂(たか)まるその極み
でも
破れるほどではいけない
歌のこころ得

 前も書いたような気がしますが、書きすぎてはいけない。
 感性を高めることは大事ですが。
 ちょっと偉そうな歌になりましたが、自分への戒めです。



 
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# by machako-hamakaze | 2011-07-28 17:58

かすみ草(6月3日)

パソコンの調子が悪くて、メモ帳に保存していたのをすっかり
忘れていました。

かすみ草さんごめんなさい。

なんと、6首全部が上席。

良いお歌が揃っていました。

どうしたら良いのか迷いました。
上席だけど、みんな良いお歌だけど、2首、好きな歌を。


「ネエ彼女!」と
肩に手をかけてナンパしたり
「やめてよ」と払いのけたり
風になびく
洗濯物立ちの寸劇

 「洗濯物」ものの、お歌は多いです、また洗濯物同士が絡んだり
 離れたりを詠ったお歌も。

 でもこのお歌で光るのはセリフ入りの寸劇にされたところ。
 しかも、声に出して読みたくなるリズムよさ。
 ライブで拝借して、読んでみたいな。

 それにしても、ナンパされなくなって、何年になるかしら・・・笑


揺さ振る
青嵐に
しがみつく
無花果の実
おしゃぶりに似て

 よく、観察されました。
 硬い無花果の実がおしゃぶりとは言いえて妙です。

 オーストラリアで、絞め殺しの無花果の木があり、ひとつ青い実が
 落ちていたのをガイドさんが見つけてくれました。
 それは、小さな青いレモンのようでした。
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# by machako-hamakaze | 2011-07-28 17:44

横浜水曜歌会(6月15日)

この日ご欠席が多くこじんまりと13名でした。


地デジの高精細になっても
女優のシミもシワも
丸見えかと思いきや
そうでもない
化粧も技術革新している

  シミやシワは確かにあまり見えないけれど、妙に厚化粧だなとわかります。
  なかなかうまくいかないものです。
  でも、妙に若い役をやるからではないかしら。

  どうみても60近いと思うのに、小学生の子供いる役とかね。
  せめて、高齢出産で、高校生の子供、なら解るけど(笑)


湯の宿で
激しい雨音に驚く
マンション住まいで
忘れかけていた
自然の力の音だ

 そうそう、これは多分木曜歌会で行った七沢温泉の宿のことでしょう。
 私など、こんな夜中か早朝からなんで天ぷらなんかあげてるんだ?と
 目を覚ましました。

 雨音でした。
 マンションでは感じられない、自然の音。
 こうやって、雨音という感性を感じることを人はできなくなってしまうの
 でしょうか。


どんなに努力しても
好きになれない人を
親友はその人が
〝死ぬほど好きだ〟と言う
繰り返し聞き疎ましくなる

 これはまた、五行歌ではなかなかお目にかからない面白いテーマです。
 人のやさしさ、おおらかさ、可愛さだけが歌になるわけではありません。

 それに、このお歌のよさは、好きになれない人を直接詠っているわけでは
 なく、親友を詠っています。たとえその話題は疎ましくとも、親友は親友。
 他の話題で、すぐにもとどおりでしょう。

 こうした愚痴っぽいお歌も大歓迎ですねえ。


私の歌

庭園ではない
飾り気のない
フェンスから
香る バラ
繭のように私を包(くる)む

 駅から自宅への道すがらのお宅のフェンスから、無造作に咲き顔をだして
 いる、多分つるバラでしょうか。
 通るたび、ほど良い甘い香りが、してきていました。
 
 おもわず表札をみて、心の中で、お礼を言いながら、そのいっときが
 まるで、繭につつまれているような、穏やかな気持ちになれたことがうれしく
 書いたのですが・・・撃沈!(笑)
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# by machako-hamakaze | 2011-07-28 15:45