excitemusic

五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


横浜木曜歌会(6月12日)

本来なら、9日に行われるはずの木曜歌会ですが、今回は木曜
歌会初のお泊り歌会のため、12日(土)の開催でした。

15人が本厚木駅集合。
うち5人の方は日帰りのご参加でした。

本厚木駅まで宿泊宿のバスが迎えにきてくれていました。
七沢温泉は初めてです。

温泉に入り、まずは宴会・・・といきたいところですが、そこは
五行歌人の集まりです。

まずは歌会です。

温泉に入る
酒酌み交わす
歌友(とも)と語らう
大好きなことばかり
どうしよう六月十二日

 もう、身も世もあらぬほど、この日を楽しみにされていた様子が
 書いてあります。

 温泉好き、お酒大好き、五行歌大好き、そこでの語らいがまた好き!

 作者は言わずもがなのKみちゃんでした。三席と一点違いの
 高得点でした。


海辺の湯
渓谷の湯
大自然の澄んだ空気に
かすかな硫黄臭
ドーパミンが溢れ出す

 私も大の温泉好きなので、海辺でも渓谷でも、町中(最近は掘れば
 温泉が出るという町もあります)でもオーケー。

 どこでも硫黄の臭いがする温泉というわけではないですが、かすかな
 硫黄臭は、いかにも温泉地という感じです。

 ドーパミンはストレスを発散する物質です。
 余談ですが、このドーパミンは毒性の強いものとか。ドーパミンを追いやる
 には、笑いが一番だとか。この順番、納得ですよね。
 

ゆらゆらと
ゆれる
ゆぶねに
ゆうわする
ゆートみー

 欠席歌で惜しかったです。
 ご出席でしたら、3点献上。
 なんと気持ち良さそうな、理屈はいりませんね。


歌会のあと入浴、そして宴会突入。
大いに食べて大いに飲んで、いやはや日帰り組みがお帰りになってから
ようやく五行歌遊びを忘れていたことに気がつきました。

今回は 5行のあたまにこの七沢温泉を紹介してくれたかたのお名前と
帰りたくない気持ちをこめて

「ようたいみ」
「かえらない」
の二種類で遊びました。

それぞれの1席のご紹介。

「よ う た い み」

ようちゃんは
うまいもの
たくさんくって
いそうだ
みいもさそって      ひらがな式部ことKみちゃん作


「か え ら な い」

かかあ
えらい
らんくつけたら
なんばーわん
いちばんさ         なりきりひらなが式部のわたくしめの作

 
というわけで、また来年も是非、という声をききながら翌日解散
[PR]
# by machako-hamakaze | 2011-07-21 17:22

鎌倉歌会(6月10日)

必死の連続更新です。


孫娘とおままごと
その頃の娘を
さてまた
遠い昔の自分をも
重ねていた

 このお歌、とても好きでした。
 点数的にはもっと入っても・・・と思いましたが。

 孫娘さんとのおままごとで、回想されたのが、まずはお嬢様とのおままごと。
  
 「さてまた」これがいいですね。
 ご自分の子供時代のことに思いを馳せる。
 時代はかなり変わってしまったけれど、おままごとの基本は、お父さんが
 いて、お母さんがいて、子供がいて・・・
 仕事からお父さんが帰ってきて・・・   う~ん、懐かしいなあ。

 時を隔てた「おままごと」なのですが、その一部が重なって感じられる
 そこが、読み手の郷愁を誘うのでしょう。さりげないけど、味わい深い
 お歌です。 

 そういえば、うちの息子が近所の女の子とおままごとをしていたときのこと。
 誰が、お母さんになる、子供になる、と声が聞えるなか
 突然
  
 「ボク、犬になる!」  トホホ


幼い娘たちの昼寝前
「たのいことが
お口からはみだしちゃうの
お口をおさまえても
笑いたくなっちゃうの」

 もう、めちゃくちゃめちゃくちゃ、大好きです!
 
 幼い娘さんのあどけない口調、そして、楽しくて楽しくてしかたない様子、
 「たのいことが」はどうも、ミスプリだったようですが、かえって、この
 「楽しい」ではなかったことが、私にはぐぐっときましたね。

 こういった、その時でなければ絶対に出てこないような、子供さんたち
 のことば、つぶやきを五行歌に残すことは素敵です。
 
 あ、私も息子のセリフ・・・・今度歌にしましょうか・・・


家の周囲の田んぼに
水が入り
早苗が植えられた
秋の収穫に
思いを馳せる夜

 農業をされる方の、仕事への誇りが感じられます。
 苗を育て、田をおこし、水をはり、そして早苗が植えられて(もっともっと
 作業があるかと思いますが、素人はこれくらいしか書けません)

 そして、秋の収穫に思いを馳せる・・・
 と、私はここで、「秋」までいるかなあと思いそう発言しました。
 でも、やはり農業をされておられるⅠ田さんから、田んぼを必ず
 夜に見回りをする、だからこの「夜」は必要です、と。

 さすが、たずさわってらっしゃる方の現実感のあるお言葉に、教え
 られました。


私の歌。

春は 去っていったけど
春 待つ君へ
触れる間もなく
去った 君の春が
必ず君のもとへ来ますように

 本日の最低点だったような。
 でも、自分ではとても思いをこめた歌でした。
 ただ、季節が6月、しかも解かりにくかったですね。

 震災を受けた方への歌です。
 いつもなら水ぬるみ、花咲く春を謳歌されておられたでしょうに、
 この春は、味わうことなくただただ必死に夢中に過されたことでしょう。
 
 私自身が被災したのではありませんが、兄たちが被災して、被災者の 
 方々へ思いを馳せれば、春を楽しめませんでした。

 でも、必ず、春がやってきます。
 辛さを忘れることはできなくても、新たにやってくる春を楽しむ心が
 あると思うのです。

 そんな歌でした。

 
[PR]
# by machako-hamakaze | 2011-07-21 10:22

ヘリオス歌会(6月8日)

このところヘリオス歌会に出席できず、残念です。
7月も旅行帰ったばかりで、欠席でしたし、8月は納涼会でもあるし
(そんな時ばっか?)出席したいと思っています。

焼きしめられた
土の息づかいがする
山間の陶(すえ)の郷(さと)
器はまだ あたたかく
ほこらしげに そこにいる

 平安時代までは陶器と書いて「すえき」を読ませていたというが
 陶は、やきもののことをいいます。私たちにとって、「すえき」と
 いうと「須恵器」のほうがお馴染みですね。

 あまり一般的ではない、「すえ」という読ませ方をされたところ、
 焼きしめられた、土の息づかい、といった表現に、作者のやきもの
 への造詣が感じられる。

 陶の郷で、良いやきものに出会えた作者の喜びが伝わる。


あの店行ったことある?
閑もあり
身体もどうにか元気
女性の集いのお開きは
美味しい約束で決まり

 現代の中高年の女性の日常をリアルに詠っておられます。

 このままでもすてきですが、1行目を後半のどこかへ(作者次第)
 もってこられると、より強調できそうな気がします。


一直線に
迷うことなく
今年も間違えて
我が家に飛び込む
「ここじゃない」と燕尾のきみ

 お隣が住みか?
 燕さんは本当に勘違いしたのか、作者のお家を住処としたかったのかも
 しれません。

 玄関の上に巣を作られると、まあ大変ではありますが、燕って、なにか
 爽やかな鳥ですよね。

 
[PR]
# by machako-hamakaze | 2011-07-20 13:03

歌会「SUN-SUN」

先日のオーストラリア旅行はSUN-SUNの代表さんのN子女史と
一緒でした・・・というより、海外ほぼ初心者の私のために彼女が全部
セッティングしてくれました。

彼女海外旅行猛者です(・・・いい意味です)
とんでもなく面白いエピソードの持ち主で、昨日(7月18日)にハマ風
幹事会があって、そこでも披露して大爆笑。

うちの夫が今回成田まで送ってくれたのですが、いろいろと彼女の
話をしていた上に、遠くから歩いてくる堂々とした姿をみて、すっかり
「あの人と一緒なら大丈夫だ」と安心したくらい・・・です。

いつも、がははの私が彼女の隣にいると、とても小心者の小娘(へへ
言いすぎでした)に見えます。私は小文字の「がはは」ね。

人は、二人で絶対吉本デビューすべきだ、というんですがね。

がははの彼女はとってもやさしい人でもあります。
だから一緒の旅行も楽しいのですね。
それになにしろ、酒豪!!!

あ、今回はSUN-SUNの更新でした。
旅の話はまたね。
この日、私は大阪行きでお休み。


朗読唄会で
声を聞いて
歌を聴いて
人柄がみえて
得 徳 トクした気分

 朗読歌会世話人としては、とてもうれしいお歌です。
 出席していたら、絶対2点献上したところ。
 1、2行目の「きく」の漢字の使い方、5行目の「得、徳、トク」の
 使い方、なかなかの達人ですね。


「行け行け行け!」
「シュート!」
「ゴール!やった~」
・・・台所に戻り再び強火
う~ん。家が狭いって素晴らしい

 う~ん、こういうお歌って、好き!

 それに、一昨日の(昨日?)なでしこジャパンのプレーを見ている気分
 リアルタイムに、きちゃいます。

 1~3行目、そして4行目でがらりと転回。
 さすが、シナリオ教室に通われていらした作者だと感心。


何かが
すこーし足りなくて
ちょうどいいのかな
物も
人も

 人生を長くやっていないと、こういうお歌は書けませんね、あ、ごめん
 作者の方。
 
 歌も、すこーし、足りないくらいの書き方が味があって良いと思って
 います。

 俳句の本を読みましたら、、全部書かないで、欠けた部分を想象させる
 ような句が良いと書いてありました。
 同感でした。
 ある歌手の方も、歌うとき、全部出し切らないで歌うほうが伝わりますと
 言っておられたのが、とても勉強になりました。

 でも、どうしても、出し切ってしまいがち。
 私も気をつけていますが、私の場合、出さなすぎて、さっぱりでんなあ、
 と、よく言われますです。はい。
 
[PR]
# by machako-hamakaze | 2011-07-19 17:39

藤沢日曜歌会(6月5日)

このころ公私ともにとても忙しかったですね。

歌会翌日は患者会コスモスの五行歌サークルがあり、その翌日
には歌会SUN-SUNを欠席して、大阪へいきましたし・・・

台風直前の蒸し暑い中、あら6月5日って、どんなだったかしら・・・と
思ってもちっとも思い出せません。
困ったものです。


庭仕事の足元を
黄色い花粉で
鼻を染めて
犬が駆け回っている
日常が愛しく思える日

 何気ない日常ですが、あの震災のあとは、どんなにささいなことでも
 平穏に過ぎる日々が愛しく思えます。
 
 犬も猫も命あるものの、あるがままの日常の大切さ。


多弁な友からは奮起させられ
口数少なき君からは
推し量ることを学び
気遣い優しいあなたには
泣き笑いさせられる

 友から受けるそれぞれの愛情とやさしさに感謝されるお歌。
 なのに、なぜか切ない。

 もちろん、感謝の気持ちを持つことは大事です。
 でも、なにか作者があまりに律儀に健気に、感謝しているようで
 苦しくなってしまったのです。

 へそまがりの感想かもしれません。


四つ葉のクローバーを
あきらめて
隣のタンポポを摘む
黄色な光の色
希望の色だから

 生れてこの方四つ葉のクローバーを見つけたことがありません。
 なんて、かわいそうな私(涙)。悲しい星のもとに生れてしまったのか・・・
 ここまでくるとお笑い?

 作者も(も、は失礼かな)四つ葉のクローバーをあきらめて、ふと隣に
 目をやれば、目にもあざやかな黄色の光はなつタンポポ。

 幸せはなにも、四つ葉のクローバーにくるわけではない。
 その人の心のもちよう・・・・ですね!と私も隣の芝生を見ることに・・・
 ゲッ! あ、あ、青い!      ちゃんちゃん
 


おっと、私の平穏な歌を(笑)

久しぶりに
外に干せたせんたく物
ベランダの
スリッパが
温かい

 雨つづきだったあとの、ようやくの晴れ間。
 部屋干しでちょっと臭いも気になって、晴れ間にすぐせんたく物を
 外に干しました。
 
 このごろ濡れてばかりだった、ベランダのスリッパがほんのりと
 温かかった。
 
 放射能はわからないけど。
[PR]
# by machako-hamakaze | 2011-07-19 15:53