歌会SUN-SUN |
前月から開始時間が12時半になりました。 会場を借りる時間が3コマずつなので、30分早めないと、時間がいつも 不足してしまうので、そうされたようです。 今日も面白いお歌がめじろ押しです。 空が 青い あのとき 通せんぼして くれたのは 天使だね 私は、この作者か親しいどなたかが、命の危険に出会ったときに、そのまま 天に召されなかったのは、天使が通せんぼしてくれたから、と解釈しました。 作者は特に、そういうときのことではなくても、何かイベントのようなものに 参加しようと思っていたときに、事情があっていけなかった、でも、行けないで 残念だ!と思うより、行かないでよかったのかもしれない、と思えるようになった ・・・と、とても味わい深いコメントでした。 拍手に包まれ無事終った 22歳のラストコンサート 遠くから駆けつけてくれた おじいちゃん ありがとう 帰りの杖を忘れないでね ほほえましいお歌です。 ただ、作者と22歳の方、おじいちゃん、との関係が見えてきません。 お孫さんのことなのでしょうが、そうすると「ラストコンサート」という イベントの位置などが、やはりわからないのです。 作者は、お孫さんの卒業コンサートのときのことを、お孫さんの気持ちに なって作ったとのこと。そうすると、「ラストコンサート」より「卒業~」と されたほうが、解かりやすいです。 それからとても面白いコメントがありました。 「帰りの杖」というのは、作者のことだと。お孫さんがおばあちゃまのことを おじいちゃまに、そういわれたとか。その作者コメントをうかがったとたん それを詠われたらよかったのに、という声がたくさんでした。そうですね! 裏山は一面の樹氷 故郷とは 想いの尽きないところだ 餓鬼の頃のいたずらが 今も老木に残っている 故郷はいくつになってもなつかしいもの、必ず帰りたくなるもの、それを 作者は「想いの尽きないところだ」と表現。 この表現に強く魅かれました。 作者にもお話しましたが、「餓鬼」はちょっと強すぎる表現かなと。 カタカナにされたほうが、すーっと入ってくるような気がします。 |
by machako-hamakaze
| 2010-01-21 10:21
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