横浜水曜歌会 |
夜の外出はまだ不安だったので、水曜歌会も欠席でした。 欠席歌で参加。 この日の歌会は面白い結果になっていました。 上席の1席から3席まで複数の入席者もあったのですが、その 5人すべてが男性でした。 横浜の歌会は男性が多いのは普通なのですが、上席がすべて 男性だったというのは滅多にないことです。しかも5人いらして すべてがそうだったというのは珍しいです。 煮物は冷めてから 味が滲みると言う 男女もさめて別れたあと しみじみと 相手の良さを思うものかも しみじみと、人間の良心の部分を詠っておられて良いお歌だと思い ました。 しかし、現実は、そうはいかないことが多いようです。 以前別れの歌に、女はすべて消去、男は保存する・・とパソコン用語に 引っ掛けた面白いお歌がありました。 未練は男性のほうが多いのでしょうね。 このお歌のように、あとから良さを思い起こせる相手だったとしたら 人生のお得! 夜勤明けて帰宅し 眠りについた娘の 手の甲に××mmg24時 などのボールペンメモ 手を握りそっと毛布の下へ 看護士さんなのでしょうか。 激務から帰宅してぐっすり眠っているお嬢様を愛しく思います。 人の命を預かるお仕事をされている人の命もまたこよなく大切。 ウンウンと お尻を持ち上げ 赤い顔して 頑張っている七ヶ月(きみ) もうすぐハイハイだね 可愛らしいです。 お孫さんの変化を目の当たりにされていらっしゃる作者は 幸せですね。 同じく孫を持つ身として、共感します。 ただ、私は一緒に過す時間があまりに少なくて、久しぶりに会って その成長に驚く、ということが多いです。 私の欠席歌 こぼれ落ちた 花つぶが 空にのぼってゆくようだ 夕陽に照らされて 金色の雲となって ずっと歌ができなくて、これは去年の歌です。 帰宅途中の道で、金木犀の花つぶがぎっしりと零れて居るその先に 鮮やかな夕焼け、まるで繋がっているように見えたのです。 |
by machako-hamakaze
| 2010-11-26 09:57
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