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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
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【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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藤沢火曜歌会(1月18日)

ようやくハマ風の編集第一段階終えたので、久しぶりの更新です。
ちょっと疲れも出て、仕事の進みも遅かったです。

なので、10周年はまた次にして、歌会更新します。


『左義長に燃やす
 古いお札を
    まとめるように』と
小正月の前の祖母のいいつけ
今も姉は律儀に守る

 「左義長」をご存知ない方も多いと思います。
  1月14日の夜または15日の朝に、その年に飾った門松注連飾りや
  書初めを燃やす儀式で、その火で餅を焼き食べたり、その灰を持ち
  帰って家のまわりに撒くと息災に過せるなどと言われた、そうである。
  1月15日は小正月。
  地方によってはとんど焼きとかどんど焼きとも言われる。

 ということで、ああ、どんど焼きのことかあ、と。
 笑えたのは、左義長がわからなくて、「古いおふだ」を「古いおさつ」と
 読んでしまった方がいて、なんで、古いおさつを燃やすんだあ、なんて
 お金持ちなんだ・・・と思った方がいらしたことです(楽しいぃっ)

 もともとは「三毬杖(さぎちょう)」という儀式だったそうです。なぜ「左義長」という
 字になったかは不明とのこと。

 で、このお歌は昔からの良い意味でのしきたりや慣習を習い伝えることの
 素晴らしさを詠われた。お姉さまがされていることはきっとそのお子様達
 がまた引き継いでいかれることでしょう。


あっ 危ない
人とぶつかっても悪びれず
今のはサイボーグだったのかしら
詫びの言葉もないまゝに
照れ笑いの会釈だけでも許すのに

 こういう場面が多いです。
 実はこの日、同じようなお話をA野さんから伺っていたので、てっきりA野さん
 のお歌かと思ったくらいです。
 私も、電車に乗ろうとした後からどんと押しながら足を踏んで乗り込んできた
 若者がいました。やはり見向きもせずに、自分が何をしたかもわかって
 いない風でした。大声で「痛い!」とでも叫ばないといけないのでしょうか。

 血の通っていないサイボーグと思うしかないのでしょうか。
 悲しいことです。


紅白で
「トイレの神様」を聞いた
お正月に見る孫娘達
みんなべっぴんさんになっていた
おばあちゃんに似て?

 私の母は家の中にすべての場所に神様がいる、と教えた。トイレの神様を
 特に大切にしていたような気がする。歌詞では普段でもトイレの掃除を
 するとキレイになると教えていたが、妊娠中のトイレ掃除が特に、キレイな
 赤ちゃんが生れると言っていた。掃除苦手な私も妊娠中は一生懸命
 トイレ掃除をしたものだった・・・しみじみ(歌と関係なくなりました)

 作者のお孫さんたちがきれいになったのは、トイレの掃除のおかげではなく
 おばあちゃん(作者)に似たから?
 きっとそうです。
 この作者、とっても美人の方ですから。
 流行歌と生活をうまく絡めたお歌。


私の歌

心の
少しが
寄り添った
まだ遠い春の陽が
手を伸ばしてくる

 心全部ではないけれど、少しが寄り添った気がした時、そんな少しの
 ことでも、春の陽がさして来た気がした。そんなちょっとしたことです。
by machako-hamakaze | 2011-02-21 11:08
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