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五行歌雑誌「ハマ風」の歌紹介ブログ
by machako-hamakaze
ICELANDia
,
【管理人】 岡本まさ子
【著 書】 五行歌集
       「宙で寝返り」

【プロフィール】
五行歌雑誌「ハマ風」編集してます。
・藤沢日曜歌会の代表をしています。

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さくら会(1月26日)

久しぶりのさくら会です。

さくら会の日はいつも7時に起きる私も6時半にはおきます。
8時30分くらいの電車に乗らないと、鴨居に9時40分までに
到着しません。
これがネックでなかなか出席できないのが残念。
でも、歌会終了後は、真昼間からのワイン付きランチが
待っています。
これが楽しみ\(~o~)/

さて、歌会に入りましょう。


我が子三人、孫、ひ孫など
正月料理を食べゲームなどして
賑やかな正月だった。みんな帰ったあと
テーブルには 特大のみかん一個
よちよち歩きのひ孫の仏壇からの置きみやげ

 なんとも、長いお歌であるが、妙に魅力的です。
 散文のようでもあり、途中での句点もあり、詩的な五行歌とは
 一味も二味も違う。

 しかし、ひいおばあちゃまのお正月の楽しさや、やがて皆が
 帰ったあとの静寂を、テーブルにひい孫さんが仏壇から下ろした
 特大のみかんが置かれている描写で表現された。


ほころび始めた
梅に期待を持ち
水鳥の動きに
気持ちを和ませ
寒いが得る事も 外歩き

 寒中のウオーキング中に、色々なものを熱心に見ておられる
 様子がよく伝わります。
 寒いけれど、春の気配を感じることができる外歩きは楽しく
 学べることも多いですよね。作者の楽しんでいる様子が
 わかります。

 6行歌なら、良かったなあ、と思えた五行目の後にある「外歩き」
 です。でなければ「ある外歩き」とか、点をつけるだけでも
 締まるかなあと思います。
 声を出して朗読すると違和感がないのですが・・・


産道を抜けて
肺呼吸を始めた時
病を戦い終えて
彼岸へと渡るとき
人は二度生れるのではないか

 生れるときと死ぬときのことを、こんな風に詠えるとは。
 ちょっと驚きと感動です。
by machako-hamakaze | 2011-02-22 20:35
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