ハマ風選歌に入る前、ひと頑張りで、ハマのうたかい報告 |
ハマのうたかいは14人のご出席。 今年最後なので、こちらも忘年会があるのですが、藤沢日曜歌会に 備えて、残念ながら、今回も忘年会は欠席です。 今年はここ数年で一番忘年会が少ないです・・・。 (忘年会の報告ではなくて、歌会の報告でしょうが!・・・はい 森の中を 歩く 落ち葉の不思議 に 包まれて ゆったりゆったり歩く 何気ない表現だが、落ち葉が敷きつめられた森の中を歩く時の、心 鎮もる感じがよくでています。「落ち葉の不思議」が読み手に、いろいろと 想像させます。5行目はどちらかといえば、よくある表現なのですが、 このお歌ではぴったりとはまります。 「ゆったり」「ゆ~らり」「ゆ~っくり」など、さりげないために、よく 使われます。他の方もよく使うことばになっていますので、 少し気をつけたほうが良いフレーズになってきたように思われます。 冬の陽だまりの縁側で 耳の掃除をしてくれた父 暖かい父の温もりが 今も残る ああ、生きて居てくれたなら 5行目は誰しも思うこと。だが、前四行で、その父への思慕が具体的に 詠われている。そして5行目。素朴でありながら、思いがたっぷりと 読み手に伝わるお歌です。 あー いい気持ち 入浴の至福 外は もう冬 作者に言わせると、ご自分の五行歌人生の中で1,2の出来の歌なのに、 もっと点が入っても良いのに・・・とジョーク(いや、本気だったかしらん) まさしく「入浴の至福」を気持ちよく、すっきりと詠われています。 4,5行目で決まっています。 すっきりしすぎて、人生の教訓とか深い思いとかが、現れて いない歌は、歌会ではちょっと点数的には、不利かもしれません。 でも、好きなお歌でしたよ! 私の歌 雲の切れ端のような うすい 朝の月 おいてけぼりされた さみしさうかべて 朝と言っても早朝ではないのです。 8時ごろでしたか。 透き通ったよにうっすらと浮かんだ月を見て作った歌でした。 今回は1席2席がダントツでしたね。ハマ風24号乞うご期待。 |
by machako-hamakaze
| 2008-12-12 08:47
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